2018.06.01
Uniposでビジョン経営を加速させ、多様な働き方を認め合う文化を築く

こんにちは!Unipos PRの柳川です。
今回お話を伺ったのは、ダイレクトマーケティングに関わる業務をワンストップでサポートされているフュージョン株式会社様。Uniposの利用率が97%と、大変活発にご利用いただいている背景を、代表取締役社長の佐々木様にインタビューしました。
フュージョン株式会社様
導入規模:69名 (派遣社員・アルバイトも対象 )
Uniposと連携しているコミュニケーションツール:Microsoft Teams
- 導入前の課題感:拠点や部署を超えた連携・賞賛文化の醸成・バリューの浸透
- 活用方法 :行動指針をハッシュタグ機能で紐付けて、1on1や評価に活用
- 運用のポイント:マネージャーが積極的に利用すること
- 導入後の効果 :
- ミッションを体現する行動が可視化され、行動指針の浸透が加速した
- 1on1がスムーズになった
- 目立ちにくい職種のメンバーの日々の貢献にスポットライトが当たった
- 働き方の異なるメンバーに対する理解が深まった
異なる専門性を持つメンバーが拠点を超えて連携するために
「Unipos」導入の経緯を教えていただけますか。
佐々木様(以下、佐々木):
私たちは、戦略策定から購買データ分析、クリエイティブ制作、効果測定まで、ダイレクトマーケティングに関わる業務のサポートをワンストップでご提供しています。
私たちがお客様にとっての最良のパートナーになるためには、購買データの解析やデータベースの構築、メールやDMのクリエイティブの作成など、異なるスペシャリティを持つメンバー同士の連携が欠かせません。バトンをうまく繋いでいくためには、職種の異なるメンバーへの理解力が求められるのです。
ただ、弊社は札幌本社・東京オフィス・福岡オフィスと拠点が3つに分かれていて、その物理的距離の壁が、相手の仕事の様子や働き方への理解を阻む危険性がありました。離れていると、「今、忙しいのに」「なかなかお願いしたことやってくれない」といった隣の席のメンバーとの間ではあまり生まれない、負の感情が生まれやすくなるからです。
拠点が離れているメンバー同士のミーティングの様子。
佐々木:
「Unipos」を導入したのは、他のメンバーが今誰とどのような仕事をしているのかを知るきっかけをつくることで、互いに認め合い、感謝し合う文化を強くしたいと思ったからです。実際、導入して間も無く、メンバー同士の関わり合いはどんどん可視化されていき、相互理解が進みました。
ミッションを体現した行動が次々と投稿されるUniposのタイムライン
拠点を超えたメンバー同士の連携を強化する上で、「Unipos」をどのように活用していらっしゃいますか。
佐々木:
仕事内容が全く異なるメンバーを繋ぐのは、ビジョンやミッションへの共感です。
ビジョンやミッションは、社長である私が年に2回の全社総会で語るだけではなく、評価にも紐付けて、きちんと現場のメンバーが深く理解し、普段の行動に落とし込めるようにする必要があります。
そこで「Unipos」には、管理者側で行動指針のハッシュタグを登録しました。行動指針を体現したメンバーを発見したら、該当する行動指針のハッシュタグを紐付けて投稿できるようにしています。
Uniposの実際の投稿。「#先回りして行動する」というのがフュージョン様の掲げる行動指針の1つ。
「Unipos」の投稿に行動指針を紐付けたことで、ポジティブな変化はありましたか?
佐々木:
マネージャーが、1on1の前に部下がもらったUniposの投稿を見返すことで、忘れがちな日々の成果を振り返りやすく、会話がしやすくなったと話していました。印象論だけでなく、具体的なエピソードを元に評価できるのが良いですね。ビジョン経営が加速します。
最近嬉しかったのは、派遣社員のメンバーが正社員になってくれたことですね。きっと、「Unipos」などでのコミュニケーションを通して、会社の雰囲気を深く理解し、理念や価値観に共感してくれたのだと思っています。
フュージョン様のビジョンや行動指針が書かれたカード。ビジョンに共感したメンバーを採用し、入社時のオリエンテーションではこれらの指針に込めた思いを佐々木様ご自身が改めて語るそう。「マーケティングという答えのない領域で、お客様の信頼を得ていくためには、手間や時間をかけてお客様の課題に向き合うマインドを持った人を育てる必要がある」
「ミスがないのが当たり前」だったバックオフィスの日々の貢献にスポットライトが当たった
「Unipos」でどのような行動にスポットライトが当たりましたか。
佐々木:
これまで利用していた社内SNSでは、どうしてもフロントメンバーの新規顧客開拓や新企画の採択といった活躍ばかりが発信されていましたが、「Unipos」を導入することで、バックオフィスや管理部のメンバーの日々の貢献にスポットライトが当たることが増えました。
縁の下の力持ちは、ミスなく安定稼働することが当然と周囲に思われているために、逆にミスが起きるとネガティブな形で目立ってしまっていまいます。しかし「Unipos」で、日々の貢献にフォーカスできるようになったことで、みんなで支え合って仕事をしているのだという空気感が生まれ、組織全体にプラスの効果を生み出しています。
バックオフィスや管理部のメンバーにもスポットライトが当たった。
最近の投稿の中に、「Unipos」がなければ気づけなかった日々の貢献はありましたか。
佐々木:
仕事とは直接関係がないのですが、オフィス移転の際にいただいたたくさんの胡蝶蘭を、社員が持ち帰りやすいように小分けにして花束にしてくれた女性社員にUniposが送られていたのが印象的でした。
男性社員が、その花束を持ち帰って奥様とお子さんに渡したら、とても好評だったそうです。
感謝し合うことで、異なる働き方を尊重しあう文化ができる
佐々木:
認め合い、感謝し合う文化があれば、お互いの働き方を尊重しあうこともできます。
フュージョンではフレックスタイムを導入しており、それぞれのライフスタイルに合わせて柔軟な働き方をしています。産休や育休から復帰した女性も、時短勤務で活躍できる職場です。2018年5月時点、女性比率は43.5%で、さらに増えていくと予想しています。
女性に限らずメリハリを持って働くメンバーは多く、チームによっては有休消化率が90%を超えるチームもあるほどです。現在全社の有休消化率は61%ですが、70%にまで引き上げられるよう改善を続けています。
全体の約半数を占める同社の女性は、それぞれのライフステージに合わせて働き方を柔軟に選びながら、活躍している。
働き方改革の最中ですが、早く帰ることや休みをとることに対して、まだ心理的なハードルがあるという方も多いと聞きます。メリハリを持った働き方を組織に浸透させる秘訣を教えていただけませんか。
佐々木:
それぞれの仕事を可視化して納得感を高めることと、経営陣やマネージャーが率先して実践することが大切だと感じています。
「Unipos」を見れば、各自やることをちゃんとやっていることが分かるので、勤務時間の長さが異なっても不公平感があまりありません。異なる働き方を尊重し、認め合うことができます。時短勤務のメンバーにとっても、気軽に感謝の言葉を送れる「Unipos」があることで、周囲にフォローを求めやすいでしょう。
また、経営陣やマネージャーが率先して行動を起こしていることも大きいですね。上司が早く帰りしっかりと休みを取っていれば、メンバーもやることをやったらさっと帰って休みを取ってくれますよ。「Unipos」も、マネージャーが率先して使ってくれたおかげで、初日から投稿が活発に起きました。
「Unipos」はどのような方におすすめしたいですか。
佐々木:
以前、北海道新聞で弊社のピアボーナスの取り組みが大きく取り上げられた時、北海道にいる経営者仲間から多くの反響がありました。「Unipos」は、賞賛し合う文化を築きビジョン経営を推進していきたい経営者には、おすすめのサービスですね。離職率の低下や社員の維持に寄与すると思っています。
人と人との縁も、仕事も、感謝の気持ちがないと続きません。これからも「Unipos」を活用しながら、会社の良い文化を大切に育てていきたいと思います。
素敵なお話、ありがとうございました。
フュージョン株式会社 代表取締役社長
佐々木 卓也様
2000年にマーケティング会社であるフュージョン株式会社に入社。現在代表取締役社長。 小売業・メーカーにおけるCRM支援やID付POSデータ分析システムの提供と活用支援等、 幅広い知見で顧客との距離を縮めるサポートを行っている。 米国DMA公認ダイレクトマーケティングプロフェッショナル。
フュージョン株式会社
フュージョンは、ダイレクトマーケティングを基軸としてコンサルティング、調査・分析、設計・構築を行う総合マーケティングサービスプロバイダです。
・設立:1991年12月27日
・本社:札幌市中央区
・事業内容:ダイレクトマーケティング事業(マーケティングリサーチ、マーケティングシステム、ダイレクトプロモーションの3つのサービスから成る、マーケティングのトータルソリューション)
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