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2018.10.12

ヒトにHAPPYをーー mediba社に広がる「ありがとう」の絆

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株式会社medibaは、企業としての意思決定や行動の指針としてMission・Vision・Valueから成るCREDOを掲げ、その理解を深める施策の一つとして、Uniposを導入しました。ささやかなコミュニケーションが交わされていくなかで、いつしか社内には「ありがとう」があふれていきました。

(お写真左から、加藤 仁規(まさのり)さん、渡邉 圭貴(たまき)さん、杉本 頌子(しょうこ)さん)

 

ヒトにHAPPYを届けるために。基軸となるのはCREDO

medibaでは、auスマートパスを中心としたau関連サービス運営のほか、国内外にてカルチャー・ゲーム・子育て等、幅広い分野でサービスを展開し、ユーザーがインターネットを通じて必要な時に必要な情報にアクセスできる環境づくりのためのサービスを提供しています。ヒトの課題を発見・解決するサービスを創造することで、medibaを取り巻くすべての「ヒトに“HAPPY”を」届けることを目指しています。

そうした思いを行動レベルに落とし込むために、2013年にCREDOを制定、その後見直しをかけて、2018年に刷新しました。その経緯について、人事部長兼社員HAPPY戦略グループリーダーの加藤 仁規さんはこう話します。

加藤氏 「CREDOが誕生してから3年後の2016年。CREDOについて話し合う、社内横断ミーティングの複数グループから『今のmedibaとCREDOにギャップを感じる』という声が起こりはじめたのがきっかけでした。そして、新CREDO策定プロジェクトを立ち上げ、内容を刷新しました」

medibaのCREDOは、Mission・Vision・Valueの3要素から成り立っています。見直していくなかでも、最も大切にしている「ヒトに“HAPPY”を」というMissionは、揺るがず変わりませんでした。

加藤氏 「Visionは、Missionをどう実現していくのかを明確にするために、“Life Innovation Company”を掲げました。最も大きく変更したのはValueです。従来のものから、よりシンプルにでも行動を想起しやすいように寄り添わせたかった。社員があらゆる意思決定の判断基準として『Valueに沿っているか』というよりどころにしたかったんです。そこで、内容を見直しました」

こうして、2018年4月に新たなCREDOが完成しました。

加藤氏 「Missionに『ヒトに“HAPPY”を』と掲げていますが、その実行部隊はほかならぬ一人ひとりの社員です。だから、まずは社員がHAPPYでなくてははじまりません。そこで “社員をHAPPYにするための戦略を考える組織 ”として、2018年7月に社員HAPPY戦略グループ、略して “シャピセン ”という部署を人事部内に立ち上げました」

社内の総意を代表するべく、シャピセンには職種も属性もバラバラの5名が集められました。そして、社員のHAPPY実現のベースとして、CREDOの理解浸透と実践を目指す第1弾の取り組みとなる、Uniposの導入が決定。

行動指針としてのCREDOと、ツールとしてのUniposがそろい、理解浸透から行動につなげる土壌は整いました。

 

CREDOの体現に「ポイント」を送るmediba流CREPOの誕生

▲シャピセンでは「どうしたらCREDOが社内に浸透するか」を日々議論する

 

2018年8月、シャピセンが立ち上がって初めての施策となるUniposの運用がはじまりました。

加藤氏 「CREDOに対する理解を自発的に深めていってもらううえで、そのヒトの行動にスポットを当てて具体的に称賛する仕組みがとても使いやすそうだと感じました」

そこで、medibaではUniposを「CREPO(クレポ)」と命名。その名の通り、CREDOのValueに沿った活動に対して、ポイントを贈り合おうというメッセージを明確化しました。

加藤氏 「ハッシュタグやタイムラインの機能は、一人ひとりがいかにして Valueを体現しているかを可視化してくれます。さらに“送る人” “送られる人”の二者で完結せず “拍手する人”も参加できるのが Uniposの良い所ですね」

実は、medibaにはもともとCREDOに沿った行動をとっている人を年度ごとに表彰する「mediba Awards」と題した社内イベントがあります。その運営に携わる中で、気づいたことがあるというのは、シャピセンの杉本 頌子さんです。

杉本氏 「『mediba Awards』の一番の目的は “ほめたたえる文化をつくる”ことです。そのためにどうしたら投票者や受賞者の心を動かす企画にできるか、試行錯誤していました。開催後は『1年に1度ではなく、もっと高い頻度で称賛できる機会が増えたほうがいい』といった意見も寄せられました。CREPOなら、日頃のちょっとした感謝をポイントというかたちで送れます。『mediba Awards』とは異なる位置づけで、気軽で気楽に、小さなことでも感謝を伝えられるのがCREPOの大きな魅力だと思います」

加藤氏 「Unipos導入直後は『こんな勢いで送り合って大丈夫か!?』と心配になるほど、ポイントを贈り合う応酬が繰り広げられました(笑)。その様子に『今までは仕組みがなかっただけで、相当感謝がたまっていたんだなぁ』と感じ、それができるCREPOに大きな意義を感じました」

 

いつも何気なくCREPOを目にする 一工夫で利用率キープを実現

▲新たに製作したCREDOのポスターデザインはCREPOをモチーフに使用

 

medibaではUnipos導入企業全体の平均値よりも高いポイント消化率や投票率をキープしており、すべり出しは上々だったと言えるでしょう。

しかし、運営サイドも思いがけない角度から、ある問題が生じてきました。

加藤氏 「たとえば『お誕生日おめでとう』『一緒に食事に行ってくれてありがとう』など、導入当初の想定とは異なるやり取りが増えてきています。個人としては、伝えたい思いなのかもしれません。しかし“CREPO”を名乗る以上、やはりCREDOにひもづく使われ方をしてもらいたい、仲間のValueに沿った⾏動に対して活用してほしいと思っています」

「ありがとう」という言葉の持つ広さが、CREPOの真の意図を少し見えにくくしてしまったのです。

そこではじまったのが、サイネージモニターの活用。シャピセンに所属するデザイナーの渡邉 圭貴さんは、掲示用のスライド作成を担当しています。

渡邊氏 「執務室に設置されている計5台の大型モニターは、社員向けに情報発信をするためのサイネージとして日々活用されています。同じスライドが繰り返し再生されるため、社内SNSで発信するより誰の目にも留まりやすく、これを活用しない手はないと思いました」

杉本氏 「たくさんの拍手が送られた投稿の中から、よりCREDOに沿った内容のものをピックアップして紹介することにしました。ほかの人がどんなコメントを送っているのかって気になるものですし、CREPO利用の温度感を保ちつつ『こういう内容を送るために使うのか』と理解を深めるきっかけにもなります」

ハッシュタグに「CREDO」を付けて名投稿を紹介することで、CREPO利用の活気を保ちつつ、適正な利用を啓発するという狙いがあります。

CREDOに沿っていればある程度砕けた内容でも紹介を検討するなど、導入以降も日々工夫を重ねながら運用されているのです。

 

感情のハードルも物理的な距離もCREPOがあれば超えられる

▲遠く離れた仲間にも日々の感謝を送り合う

 

どんな企業においても、新しい施策を導入したところでなかなか利用者が増えず、定着しないまま廃れてしまった……というケースはたくさんあります。

CREPOにしても、社内で積極的かつ日常的に利用されなければ、真の意味で導入の目的を果たすことにはなりません。

しかし、運営サイドも想定外だった意外な利点がCREPOにはありました。

杉本氏 「ポイントが送られてくると、反射的に思わず見ちゃうものなんですよね。CREPOの場合、絶対に良い内容ですから、通知が来たらためらうことなく開けますし(笑)。そして、送られたら送り返したくなって、やり取りが定着していくんです。そんな動きが起こるとは、目からうろこでした」

もらったから、返したい――そんな感情が、CREPO運用の原動力にもなっているようです。

渡邊氏 「あとは、ポイントを送れる仕組みが感謝を伝える勇気を後押ししてくれるんです。『せっかくポイントを持っているから送っておこう』と思います。さらに、投稿内容は基本的にオープンなので、第三者の反応も見られますし。まさしくコミュニケーションの活性化が実現していますね」

medibaでは、事業所間のやり取りにもCREPOが活用されています。

加藤氏 「障がい者採用の一環で、当社では千葉県柏市に自社農園を保有しています。そこで栽培されている野菜が、定期的に本社に送られてくるんですよ。しかし、農園で働く人たちはパソコンやメールアドレスを持っていないので、これまではなかなかコミュニケーションをとることができませんでした」

CREPOならポイントというかたちを持っているので、感謝を具体化して送ることができ、物理的に離れている事業所間をつなぐ役割も果たしてくれているのです。

コミュニケーションの活性化は、事業展開のアクセルにもなると考えられます。

加藤氏 「CREPOを通して、Valueに基づく行動と称賛が文化として根づき、一人ひとりが Valueを体現できるようになる。その結果、medibaは社会に価値を提供できる企業になり、ヒトをHAPPYにできる……これが、理想的な流れです」

CREPOの運用は、まだまだはじまったばかりです。

感謝を送り合うコミュニケーションから、HAPPYな未来が広がっていくことを信じて。

 

Text by PRTable