• TOP
  • 導入事例
  • ピアボーナスが相互理解を育み、世代や事業部を超えた協力関係を築く

2019.01.17

ピアボーナスが相互理解を育み、世代や事業部を超えた協力関係を築く

  • Facebook
  • Twitter

ガス事業を中心に電気、リフォーム、設計施工、介護サービスなど生活の基盤となるエネルギー・インフラ事業を展開するシンサナミ。業界の特性上、事業部間の対立からくる一体感の希薄化に悩まされていたという同社ですが、Unipos導入でそうした課題を解消できたといいます。事業部や世代を越えたコミュニケーションを生み出すUniposの活用法を、常務取締役の村田様、販売促進企画室の井手様、和田様に伺いました。

心のゆとりと一体感を取り戻すための“遊び”としてUniposに注目

――シンサナミ様がUniposを導入しようと思ったきっかけは何だったのでしょう。

井手様(以下、井手):Uniposを知ったのはJ-Startup(経済産業省が推進するスタートアップ企業の育成支援プログラム)にFringe81さんが選ばれたというニュースを見たのがきっかけでした。Fringe81という社名もちょっと変わっているし、上場まで果たしているIT企業というのは、どんな事業をおこなっているのかなと興味を持ちました。それで調べていたところ、Uniposのことを知ったというわけです。

 

――そうだったのですね。Uniposの最初の印象はいかがでしたか?

井手:会社や業務の中にちょうどよい“遊び”を持ち込めそうなツールだと感じました。そして同時に弊社が抱えていた課題を解決できるのではないかと思ったのです。

 

――課題といいますと?

井手:弊社はLPガスの販売をメインの事業とし、今は都市ガスやENEOSでんきも取り扱っています。さらにリフォームや設計施工、学校や役所、病院など公共施設の工事、介護サービスなど事業内容は多岐にわたります。

ガスや電気などのエネルギー業界の職場環境って、あまり“遊び”がないんです。意外かもしれませんが社員同士の付き合いもドライで、交流が少なく、一体感が希薄化していました

 

和田様(以下、和田):ガスという事業の特性上、夜中でも急な対応が発生することがあり、社内行事に全員が参加することも難しいですし、車通勤の社員が多いので飲み会も参加できる人が限られます。昨今はエネルギーの自由化が始まったこともあり、ノルマも大変で心からゆとりがなくなっていたと思います。

 

――なるほど。そこでUniposだったわけですね。和田さんはどんな印象を持たれましたか?

和田:私は、嬉しかったことなどをメモに残し箱にためていく“しあわせ貯金”みたいだなと思いました。Uniposに近い施策としてはサンクスカードなどもありますが、5つの拠点を持つ弊社では実施が難しいです。でも、Uniposなら拠点を越えたコミュニケーションが実現できるのではと思いました。

 

導入は経営会議で即決。丁寧なサポートで驚くほどスムーズに浸透した

――そこからどのように導入を進めていったのでしょう。

井手:ダメ元で常務の村田に相談したところ、「いいんじゃない」と即OKが出ました。経営会議も稟議もスムーズに通って、正直驚きましたね(笑)。

 

村田様(以下、村田):もともと社員同士が褒め合えるような文化をつくりたいとは思っていたんですよ。ただ、サンクスカードでは1対1のやりとりに閉じてしまう。そんなとき、Uniposの話を聞いて、これだ!と思い、経営会議で即決しましたね。

 



▲Unipos導入理由を全社に発信できる「プロローグ機能」にも、村田様の導入への想いが丁寧に綴られている

 

――導入はスムーズに進んだということですが、懸念点はなかったのでしょうか。

井手:大いにありましたよ。弊社の平均年齢は40代前半と高く、ITリテラシーもたぶん偏差値30くらいしかありません(笑)。そんな中で果たして皆が使ってくれるのか、どれくらい継続してくれるのかというのは懸念事項でした。

ただ、「Uniposご説明セミナー」に参加して、システムもシンプルだしこれならできるだろうと判断しました。ITリテラシーが低いと言いましたが、業務でLINEを使っている社員もいますし、数年前に比べれば慣れてきていましたから。

 

村田:私が一つ、懸念していたのはピアボーナスをどういう形にするのかという部分です。ポイントをお金にするのはちょっとうちの社風には合わないなと感じていました。ただ、懸念点はそれだけだったので、そこを弊社に合った形に変えれば大丈夫だろうと思いました。

 

――ITリテラシーに関する懸念点に対して何か対策は取られましたか?

井手:Uniposさんから導入説明用の資料をいただいていたのですが、それを私の方でIllustratorを使って加工し、さらに弊社のメンバーにとってもわかりやすい説明に作り直しました。

 

和田:本当に丁寧で、私なんかは読んでいて思わず笑ってしまうくらい親切な内容になっていましたね。でもそれくらいやらないと拒否反応を示してしまう人がいるかもしれないとも思いました。たとえばハッシュタグという言葉ですら難しいと感じてしまうくらいですから。

 

井手:それに加えて社員に対する説明会も丁寧におこないました。すべての営業所をまわり、その場でPCを開いてもらって、一緒に操作しながら「はい、インストールしてください!」って(笑)。それくらい丁寧に解説すると、ITリテラシーが低くてもちゃんと使えるようになりましたね。

シンサナミはお客さまに対してできることをすべてやろうというスタンスで動いています。営業時間いっぱいまでお客さまのサポートをして帰ってくるわけですから、そんな営業に対して私たちも最後までしっかりと面倒を見なければという気持ちで付き添いました。そのかいあって、驚くほどスムーズに浸透していきましたね。

 

厳しい指導の背景にある愛情も伝わり、気持ちよく協力しあえる関係に

――Uniposではどのようなコミュニケーションが生まれていますか?

和田:たとえば職人さんから所長さんに向けて、「いつも現場の的確な指示や働きやすい環境づくり、現場の盛り上げありがとうございます」といった投稿が送られたり、良いお客さま対応ができていたらそれを褒めたりと、営業所の内外を問わずコミュニケーションが生まれています。

▲職人さんから所長さんに対して送られた、思わずほっこりしてしまう投稿

 

井手:他には資格取得を讃えたり励ましたりするやりとりも多いですね。弊社では設備士や電気工事士など資格取得を目指す社員が大勢いるのですが、誰が資格を取ったのか、今どの資格取得を目指しているのかなどもよくわかるようになりました。

 

和田:世代を越えたコミュニケーションも活発化しています。たとえば弊社では月に2回、車を各自点検しないといけないのですが、それを管理しているのが70歳近い社員なのです。この社員もUniposを積極的に活用していて、全員に対して「点検おつかれさまでした」とマメにポイントを送っているんですよ。

それまでの社員と管理者のコミュニケーションは、どちらかといえば、「まだ点検票が出ていませんよ」というようなお小言になりがちでした。点検が終わっても、それを褒める言葉をあえて伝えるということはなかなかなかったのです。Uniposが導入されたことで褒める言葉が気軽に出せるようになり、気持ちよく協力しあえるようになりました

 

井手:Unipos導入で意外な発見もありました。普段はあまり人を褒めたりせず、部下を厳しく育てるタイプの所長がいるのですが、その人もUniposを使って新人さんにポイントを送ったりしていたのです。これはちょっと驚きでしたね。

 

和田:指導の裏には愛情があるのですが、性格上それを表に出さない人だったのです。そんな“鬼の所長”が新人さんを褒めることができたのも、きっとUniposというツールを介しているからこそだったのではないでしょうか

 

▲Uniposなら、“鬼の所長”の素顔が見える

 

村田:たしかに、意外な人がUniposを使っているんだなという印象を受けることはありますね。

 

井手:特に新人さんには意識してたくさん送る人が多いですね。ウェルカムドリンクのようなノリでUniposを送ったりして、早く溶け込むための良いコミュニケーションになっています。

 

▲新入社員の方に送られたウェルカムUnipos

 

Uniposが従業員同士の相互理解を深め、事業部間の対立を解消した

――導入の成果をどう感じていらっしゃいますか。

井手:大きな変化としては、事業部間の対立が解消されたことですね。ガス業界は売って終わりではなく、一人のお客さまと10年、20年と長くお付き合いしていきます。その中でライフステージが変わると、一時的に弊社のリフォーム部門の営業がつくこともあります。その結果、ガス事業部とリフォーム事業部の営業スタイルの違いが、対立に繋がることもあったのです。

しかし、今はUniposのおかげで事業部を越えたコミュニケーションが生まれて相互理解が進み、そのおかげで事業部間の対立も解消されてきたと感じています。

▲部署を超えた営業の連携が見えるUniposの投稿

 

――今後の展望について教えてください。

井手:導入したときは、Uniposが飲み会の代わりになればいいなと思っていました。今は業務に関する投稿が多いのですが、個人的には業務外の話ももっと出てきてほしいですね。今後は投稿を集計して表彰するなど、運用もバージョンアップしていきたいと考えています。

 

村田Uniposは、今期から取り組んでいるCS向上とES(従業員満足度)向上に効く、一つの良いツールだと感じています。これまで陽の当たらなかった人にスポットライトが当たり、他の人の仕事に関心を持つようになっていることを感じています。

仕事の成果に関しても、今までは月に一度の成果会議で報告を受けるだけでした。それがUniposだとリアルタイムに見えてくるのが良いですね。今後は経営層や管理職層の活用をもっと促していきたいと思います。