2019.03.07
ぎくしゃくしていた社員の関係性が改善!Uniposを介した「感謝」がきっかけ

日本最大級の人事ポータル「HRプロ」や経営・ビジネスの課題解決メディア「経営プロ」などを運営するProFuture株式会社。Unipos導入以降、それまで課題だったコミュニケーションの希薄化が改善し、ぎくしゃくしていた社員の関係が改善するなど劇的な効果があったといいます。今回、代表の寺澤様、管理部の常念様にUnipos導入の経緯を伺うとともに、人事の専門家としての観点からUniposをご評価いただきました。
Uniposに関する取材をした日に導入を社内に打診

――Uniposを導入されたきっかけは何だったのでしょう。
寺澤:私の会社は人事ポータルサイト「HRプロ」を運営していて、その取材で私がUniposさんにインタビューさせていただいたのですが、そこでUniposのご説明を受けてすごく良い印象を持ったのがきっかけでした。帰りのタクシーの中で同行した社員と「Unipos良いね!」という話をして、その日のうちに管理部門に導入を検討したらと持ちかけたのです。
――そうだったのですね! インタビューでのお話の中で、どんなところが良いと思われたのでしょう。
寺澤:当時、弊社では社内コミュニケーションを活性化するという課題を持っていました。社員数が30人くらいまで増えたことにより、横のつながりが希薄化しており、社長である私から見ても誰が何をやっているのか少々分かりにくくなっていました。Uniposはまさにそうした弊社の課題を解決できるサービスだと感じました。似たようなものとしてサンクスカードがありますが、カードを送り合うのは気恥ずかしさもあります。その点、Uniposは会社から与えられる給料とは別に社員同士がお互いに給料を分配するという仕組みです。これが気恥ずかしさを薄めてくれる効果があると聞き、なるほどと思いました。
――コミュニケーション活性化について他の施策は検討されていましたか?
寺澤:管理部門がいろいろと考えてくれていました。ですので、Uniposの導入を相談したときも社長が勝手に決めるのではなく、「やってみてもいいのでは」くらいの温度感で提案しました。
常念:当時、社内でのやりとりは対面を除くと主にメールでした。ただ、そうなるとどうしても外回りの営業と内勤の間でのコミュニケーションが希薄化してしまいます。そこでもっと気楽にコミュニケーションできるよう、チャットツールの導入や懇親会の開催等を検討していました。
導入前の懸念点はすべて杞憂に終わった

――Uniposを導入することになったとき、社内の皆さんの反響はいかがでしたか。
常念:営業などは20代の若手社員が多いこともあって、比較的導入はスムーズでした。
寺澤:導入するのに工数がかかりそうとか、導入後も投稿がめんどうくさそうとか、ネガティブな反応があるのではと懸念していましたが、若いメンバーが盛り上がって使ってくれたので、逆に上層部がそれに引きずられて使うようになりましたね。一部懐疑的だった人たちも、ポイントを送られるようになると一緒に使い始めてくれました。
――浸透が早かった理由は何だったのでしょう。
常念:代表の寺澤が毎週欠かさずポイントや拍手を送っているというのは大きいですね。弊社くらいの規模感ですと、社長がしっかり見てくれているのはやはり嬉しいものです。
――他に懸念点はありましたか?
寺澤:危惧していたのは、誰にもUniposを送られず寂しい思いをする人が出てくるのではないかということでした。しかし、実際に始めてみるとそういう人はいませんでしたね。もちろん、人によって送られるポイントの多い少ないはあります。仕事柄、サポート業務が多い人はUniposをもらう機会も多いです。ただ、社内と関わる機会が少なく個人プレーが多い人でも、Uniposがまったく送られないことはないですね。
常念:そうですね。毎月Uniposを集計していますが、まったく送られない人はいません。何かしら皆、もらえていますね。
ぎくしゃくしていた一部の社員の関係がUniposをきっかけに改善

――Uniposを導入されたことで、コミュニケーションの希薄化という課題は改善されましたか?
寺澤:大きく改善されました。誰が何をしているのか、新しく入ってきたメンバーはどんな人なのかといった部分がUniposで見える化できたことが一番大きなメリットです。また、組織の中にはサイレントヒーロー、すなわち“縁の下の力持ち”的な部署があります。Uniposを導入したことで、そうした部署に対する感謝の投稿がたくさん送られるようになり、彼らがどれだけ組織に貢献しているのかが社内全体で共有できました。私自身も投稿をこまめにチェックして拍手するようにしています。
――その他にUnipos導入で社内に変化はありましたか?
常念:社内の人間関係がUniposのおかげで改善したことがありました。もともとある部署の社員間で関係がぎくしゃくしていた時がありました。その社員Aさんが夏休みをとって海外に出ている間、もう一人の社員BさんがAさんの仕事をサポートしていました。Uniposがなければ、それだけのことで終わっていたかもしれません。
しかし、その後、海外から戻ってきたAさんはBさんに対してUniposを送ってお礼を伝えたのです。それがきっかけで2人の仲は改善され、現在は良い関係性を維持できているそうです。もちろん、直接お礼を伝えられるならいいのですが、AさんとBさんのように仲がこじれていると直接対面では言いにくいこともあります。Uniposというツールを一つはさむことで言いやすくなりますし、何よりも2人の関係が改善する様子が皆にも見えることが大きいと思います。

――Uniposがそのようなきっかけになることができてとても嬉しいです! コミュニケーション自体の量も増えたのでしょうか?
常念:コミュニケーションのスピードは上がったと思います。以前なら飲み会で話をしてやっと見えてくるような社員の情報も、Unipos上のプロフィールに書いてあったりして、それが会話のきっかけになることも多いです。社員同士の距離感は縮まったと思いますね。

▲寺澤様のUniposプロフィール画面
――HRプロという人事ポータルを運営されているProFuture様から見て、Uniposはどのようなサービスでしょうか。
寺澤:組織というのは生き物で、ときには予期せぬ方向に変わってしまうこともあります。経営者はそういった組織の状態をつねに知りたいと思うものです。そういう経営者の目線から生まれたサービスだなと感じます。
また、設計が非常にシンプルで直感的です。この手のサービスとしてはすばらしく使いやすいですね。何よりポイントを給料などに換えられるという仕組みが極めて秀逸です。こういったシステムは入れても使われなかったり、うまく機能しないものも多々ありますが、送られたポイントをお金に換えられるという仕組みのおかげで、おままごと感がなくなっており、だからこそ社員も使ってくれやすくなるのだと思います。
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