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2019.05.29

企業理念が普段の行動に繋がりバックオフィスのモチベーションも向上

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ミッションやコアバリュー、ビジョンといった企業理念を何よりも大切にしているという株式会社インターゾーン。近年、社員が大幅に増えて職種や働き方の多様性が進んだ結果、新しいメンバーが理念への理解を深めることに課題を感じていたといいます。そこで、様々な施策に加えてUniposを導入したところ、理念への理解度がはっきりと向上。また、Unipos導入を推進した人材開発部にとっても得るものの多いプロジェクトになったそうです。同社取締役 人材開発部長・山田昌弘様、人材開発部・中村愛美様にお話を伺いました。

熱い思いを込めてつくった企業理念を新メンバーが理解できる機会をつくりたい

――Unipos導入の背景となった組織課題はどのようなものでしたか。

山田:Uniposを導入した理由については、創業当時にまでさかのぼってお話しする必要があります。

当社は2000年創業ですが、当初は企業理念というものを持っていませんでした。当時はメンバーが少なく理念を共有する必要がなかったことや、事業を存続させることに必死で理念を考える余裕がなかったことがその理由です。ですが、会社が軌道に乗り始め社員も増えてきたことで、皆の指針となる企業理念の必要性に気づきました。 2010年に最初の企業理念を制定して以来、何度も推敲を重ねて今のカタチになるまで書き換えてきました。そうやって生まれた企業理念には、たとえ社長であっても従わなくてはなりません。“誰が正しいのか”ではなく、“何が正しいのか”を企業理念で定めたのです。

一方、当社は数年前に事業を拡大し、コールセンターも設立しました。現在、アルバイトやパートを含めスタッフは約140名まで増員しています。うち約7割はこの3年間で入った新しいメンバーです。彼らは当然、企業理念が生まれた経緯も思いも知らないわけですから、理念を文章で読んでもなかなか腹落ちしないのです。

そういった新しいメンバーと企業理念を共有する良い方法はないか検討した結果、Uniposに着目したというわけです。

中村:Unipos導入の理由はもう一つあります。社員が増えたことで、同じ会社なのに知らない人が増えました。会社の玄関で顔を合わせて挨拶しても、相手がインターゾーンの社員なのかお客さんなのかもわからないのです。「おはようございます」が正しいのか、「お世話になっております」が正しいのか迷うこともあります(笑)。

そんなふうに顔と名前が一致せず、お互いに何をやっているのかわからない人たち同士が、同じ理念を共有することは難しいのではないでしょうか。どんな人が同じ会社にいるのか、どんな仕事をしているのか、それを知るのにUniposはぴったりのツールだと思いました。

――理念を共有するためにUnipos以外の方法は実施されたのでしょうか。

山田:Unipos導入以前から、社長みずからファシリテータとなって「理念勉強会」を毎月開催してきました。全社員がいくつかのグループに分かれて、みずからの仕事と理念をひもづけながらあらためて考える機会です。

同時に「理念体現賞」という表彰制度も導入していました。当社の理念に基づいて圧倒的な成長を遂げた社員や、理念を体現するような模範的な行動をとった社員を全員の投票で決めるというものです。

中村:他にも、アルバイトやパートさんのモチベーションアップにつながるような制度として、一部の部署で「サンクスカード」も実施していました。これがとても好評で、「他の事業部でもやりたい」という声が挙がり、会社全体でサンクスカードのような仕組みができないか検討を始めました。そこで知ったのがUniposだったというわけです。

選んだ決め手は理念の共有に役立つ機能を備えていたこと、そして何よりも根底にある思想に共感したこと

――Unipos以外のツールは検討されましたか?

中村:同様の他社サービスもいろいろと調べて、最終的にはUniposともう一つのツールの二択にまで絞りました。

――最終的にUniposを選んだ決め手は何だったのでしょう。

山田:一つは機能面です。今回の取り組みは「理念を共有すること」が大きな目的でしたから、それがやりやすいのはどちらだろうと考えました。結果的に、ハッシュタグを自由に設定して投稿できるUniposの方が、理念と普段の行動を結びつけやすく、理解を深めるために効果的だろうと考えたのです。

もう一つ、大きな決め手になったのがUniposの思想です。導入前にUnipos様を訪問させていただいた際、Uniposが誕生した背景を伺いました。他の人の良いところを発見したら段ボールに投稿する「発見大賞」がUniposのベースにあったことを知り、これはまさに自分たちがやってきたことと同じだ、と大いに共感したのです。機能と思想の両方がマッチしたことがUnipos導入の決め手になりました。

――導入にあたって懸念や不安点はありませんでしたか?

山田:悩んだのは導入の範囲ですね。社員だけでなく、派遣やアルバイトのスタッフをUniposの対象とすべきかを検討しました。結論、社員と同じ部署で一緒に仕事をしている派遣やアルバイトスタッフは日頃から社員との関わりも深いので、一緒に利用してもらうことにしました。

中村:それ以外で悩んだのはピアボーナスの支給方法です。結局弊社では、より楽しく使ってもらえるように、Uniposのポイントを毎月貯め、年に1回の社員総会で景品として支給することにしました。もともと社員総会では景品をプレゼントしているのですが、Uniposポイントをプラスアルファの資金とすることで景品を豪華にしています。

お客様の感謝の声がUniposを通じてバックオフィスメンバーにも届くようになり、モチベーションアップに貢献

――その他、Uniposの導入や運用で工夫されたことがありましたら教えてください。

山田:活動をしっかりと定着させるために、各部長にはそれぞれの部署の旗振り役を選定してもらいました。そのうえですべての部署を我々が訪問して、ひとりひとりに導入の意義目的を説明して回りました。

中村:導入から3ヶ月間は、月に一度のペースで投稿数の多い人を表彰しました。そのおかげで最初の投稿が促進されたと思います。また、3ヶ月経過後は部署をまたいだ5~6人のチームを結成し、Uniposの活用と他部署メンバーとのコミュニケーションを推進しました。チームでは「Uniposランチ」を実施するなど、Uniposをフックにしたコミュニケーションも生まれているようです。

現在では毎週、チームごとにUniopsの投稿数を発表するようにしています。ここで投稿数が少ない場合はチームリーダーが声がけして投稿を促しています。また、拍手数が多かった投稿を社内SNSのタイムラインで発信しています。

――印象的な投稿やそれにまつわるエピソードなどを教えてください。

中村:バックオフィスのメンバーは普段、お客様と接する機会がありません。連絡がくるとしたら多くはクレームです。お客様からの感謝を声を聞く機会が多いのは、お客様と直接接する営業なのですが、これまでそうした声はなかなかバックオフィスまで届いていませんでした。

Uniposを導入したことで、そうしたお客様の感謝の声を営業がUniposを介してバックオフィスのメンバーに届けるケースが増えているのです。バックオフィスのメンバーも感動して、「会社に入ってから一番というくらいモチベーションが上がりました」という声が上がっています。私たちもそうした投稿を見るたびに嬉しい気持ちになります。

山田:今までお客様からの感謝のメッセージは営業のチーム内ですらあまり共有されておらず、課題に感じていた部分です。Uniposを通してそうした声を共有するという使い方は有効だと思いますね。

できたばかりの部署がどう価値を生み出していけばいいのか、Unipos導入プロジェクトはそれを明確にしてくれた

――Uniposの効果はいかがでしょうか。導入したことで当初の目的は達成されましたか。

中村:積極的にUniposを使ってくれるチームも多く、Uniposを通じて自然に理念を定着させることができていると感じます。

山田:サーベイツールを先月から導入したので、定量的な面での効果はこれから検証を進めていきます。もっとも、Unipos単体で考えるのではなく、現場の状況を見ながら他の施策とも組み合わせて柔軟に活用していきたいと考えています。

中村:当初の目的ではありませんが、新人へのオンボーディングとしてUniposを活用するやり方が社内に広まりつつあります。新人の入社ペースが早くなっていることもあり、教育係をサポートするツールとしても有用だと感じています。

――Uniposの導入を推進されたことで、お二人にとって良かったことはありましたか。

中村:私たちが所属する人材開発部が立ち上がったのは、実は昨年の9月なんです。そして人材開発部として最初に取り組んだプロジェクトがUniposの導入でした。このプロジェクトを通して、人材開発部が社内からどのような期待を寄せられているのかがわかっただけでなく、部署としてどう価値を生み出していけばいいのかも明確にすることができました。

今後は社員ひとりひとりが仕事を通じて技術やスキルを磨くことはもちろん、人間的にも成長することで人材としての市場価値を高められる、そんな会社をつくっていくことに貢献したいと考えています。

山田:そのためには、様々な人がやりがいを持ち、ひとりひとりが成長していく企業文化をつくっていくことが欠かせないと考えています。そうした思いから、最近では私自身、感謝や称賛だけでなく“気付き”をUniposに投稿するようにしています。人を成長させるためのフィードバックツールとしてもUniposは有用だと思いますよ。