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2019.07.02

ビジネスサイドとプロダクトサイドのコミュニケーション不足を解消し、より良いプロダクトを生む土壌をつくる

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短期貸店舗やイベントスペースのオンラインマッチングサービス「SHOPCOUNTER」を運営するカウンターワークス。ビジョンやコアバリューの浸透と、新たな評価制度の策定を目的にUniposを導入しました。プロダクトとビジネスに大きく分かれていた同社ですが、Uniposを導入したことで二つの部署間の距離が縮まり、バリューの浸透も達成されたといいます。

会社のビジョンの浸透と見えづらい貢献を可視化するためのツールとしてUniposを導入

――Uniposを導入するきっかけになった組織課題について教えてください。

小野:Uniposを導入したのは昨年8月のことですが、ちょうどその時期、当社は大きな転換期でした。会社が拡大し、人が増えてきたこともあり、ビジョンやミッション、コアバリューを決めたのです。その指針を社内に浸透させるためのツールがUniposです。

もう一つの理由は社内評価制度です。Uniposを導入する前は、売上などの定量的な成果が評価の指標でした。でもそれだけではなく、もっと目に見えないところにも評価すべきポイントがあるんじゃないかということになったのです。その目に見えないものを可視化するためのコミュニケーションツールとしてUniposを導入することにしました。

――Unipos以外のサービスは検討されましたか。

小野:実は他のサービスはあまり検討していないんです。先ほどの課題感が出てきた時期に、当社のCEOがUniposのことを知って「これいいね」ということになり、そのまま導入に至りました。

サービスではなく社内制度でしたら、いくつか並行して始めたことがあります。まず月に一度、全体でミーティングを行うのですが、せっかく全員がそろう機会なのでお弁当を頼んで皆で一緒に食べることにしました。

それから寒い時期は鍋会もやっていました。仕事終わりにオフィスで鍋会を開催することで社内のいろいろな人と話すのです。シャッフルランチも実施しています。なるべく普段の業務で関わらない人とグループをつくってランチに行くことで交流を深めるのです。

こうした取り組みと同時にUniposをスタートし、社内に新たなコミュニケーションが生まれバリューが浸透することを期待しました。

――コミュニケーション施策を様々実施されたようですが、それまでの社内のコミュニケーションに何か課題を感じていたのでしょうか。

小野:ネガティブな課題はなかったのですが、やはり部署が違うとコミュニケーションが不足気味でした。当社の事業である「SHOPCOUNTER」は、短期貸店舗やイベントスペースの オンラインマッチングサービス です。社内の部署は大きくプロダクトサイドとビジネスサイドに分かれており、さらにプロダクトサイドはデザイナーとエンジニアに、ビジネスサイドはお客様に対応するコンシェルジュと営業・セールスに分かれます。

プロダクトサイドとビジネスサイドは関わりがそれほど強いわけではないのですが、もちろん一緒に仕事をすることもありますし、お互いに相談し合うこともあります。プロダクトをもっと良いものにするためには両サイドのコミュニケーションを活性化し、協働のハードルを下げることが大事なのです。

社員全員で名称を考え、Slack上でのコマンドも変更した結果、利用率が格段に向上

――導入時の社員の皆さんの反響はいかがでしたか。

小野:最初こそ「どんなサービスなの? よくわからないな」という反応もありましたが、ポイントがお金に換算されるなら使ってみようかということでスタートしました。とりあえず試しに使ってもらうと、社員の褒めるべきポイントが次々に見つかり、Slackでも「これいいね!」という声が上がるなど反響がありましたね。

――導入がうまくいった理由は何だったのでしょう。

小野:まず、Uniposを何のために導入するのかという背景を週1のミーティングでしっかり説明してメンバーに納得してもらえたこと。もう一つ、効果的だったのが、Uniposを「おきもチップ」という名前に変えたことです。

名前はメンバー皆で案を出し合って考えました。他にも「カウワクチップ」や「ほめP」「コイカウ」といった様々な案があり、その中から投票して決めたのです。自分たちで愛称を考えたので、「自分が関わった」という思いがあり愛着が湧いたのだと思います。

さらに、初期段階で旗振り役を2名設定し、その人たちが積極的に使ってくれたことも大きかったですね。やはりもらったら返したくなりますから、そこから利用が増えていきました。

――2名の旗振り役にはどんな方を設定されたのでしょうか。

小野:一人はいつも社内全体を仕切ってくれるコミュニケーションのうまい人です。もう一人はエンジニアで、物事を段取り良くやるタイプの人です。前者が社内にUniposを広め、後者が導入プロセスをしっかり考える役割を担いました。Unipos導入がうまくいったのは、この2名のコンビが良かったことも大きいと思います。

――役割の異なる2名の方がコンビを組んで導入を推進されたことが良い結果につながったのですね。

小野:ただ、導入からしばらくして、ちょっと利用率が下がったこともあったんですよ。Uniposがダメなわけじゃなく、忙しかったりして存在を忘れがちになるんですね。そんなときはミーティングでUniposの良かった投稿を紹介したり、もっと使いましょうと呼びかけたりすることで改善しました。

その中で効果的だった施策が2つあります。まず、Slack上でUniposを送る際のコマンドを「/Unipos@●●」から「/OC@●●」に変えたことです。OCは「おきもチップ」のことです。実は僕たちには「Uniposを使っているんだ」という感覚があまりないんですよ。先ほども申し上げたように、自分たちで考えた「おきもチップ」という愛称の方が馴染んでいるんです。ところが、Slack上でのコマンドは「/Unipos@●●」になっていて、そこに違和感があったんですね。ここを統一することで、再び利用率が上がりました。ちょっとした変更なんですが効果的でしたね。

ちなみに、この変更に関してはUniposさんにお願いしました。親切にサポートしていただけて本当に助かりました。

もう一つの効果的な施策は、ちょっとネタっぽい話なのですが……Slackでメンバーが自作した「おきもちチャンス」スタンプです。何か感謝されるようなことをしたときに、Slack上で相手にこのスタンプを送るんです。「おきもチップを送るチャンスですよ!」って(笑)。もちろん本気の催促とかではなくネタ的な意味なのですが、これを送ることでUniposのことを思い出せるんですよね。このスタンプができたことで、利用率も上がっています。

ビジネスサイドとエンジニアサイドのコミュニケーションが増え、会社の雰囲気がさらに良好に

――とにかく触れる機会を増やすことが大事ということですね。Uniposの投稿で印象的なものなどはありますか。

小野:長文で細かく褒めている投稿はいいなと思います。細かく書くことで、当事者間だけでなく他のメンバーにも状況が伝わるので、良い刺激になるんです。また、ゴミ捨てなど、誰かがやらなきゃいけないけどあまりやりたくないことをした人に送られるUniposも良いですね。会社ってそういう仕事が意外と多いのですが、Uniposのおかげでそこを気持ちよくやれるようになるんです。そういうものの積み重ねで会社の雰囲気が良くなっていくと感じています。

――Unipos導入の効果はいかがでしょうか。課題だったプロダクトサイドとビジネスサイドのコミュニケーションは改善しましたか。

小野:プロダクトサイドとビジネスサイドのコミュニケーションは増えたと思います。一緒に仕事をした後、以前ならそれで終わっていたのですが、Uniposで感謝を伝えると「またよろしくね」と言われたりして、そうすると次の仕事もやりやすくなるんんです。僕自身もデザイナーですが、コンシェルジュチームやビジネスサイドとの部署を超えたコミュニケーションが増えている実感があります。


小野様自身が実際に他部署メンバーに送った投稿

――その他、Uniposを使っていてよかったと思うことはありますか。

小野:実は当社では一人だけ福岡在住で仕事をしている人がいるんです。その人もUniposを積極的に使ってくれていて、コミュニケーションに役立っています。Slackでも連絡は取り合っていますが、どうしても業務上の事務的な話に終始しがちです。UniposはSlackとはまた違ったコミュニケーションの形なので、良い使い分けができていると感じます。

もう一つ、僕自身の話で恐縮なのですが、僕は昨年までインターンだったんです。それもあって、違うチームの人には話しかけにくかったりしたのですが、Uniposを通じて交流ができたことで気軽に話せるようになったんです。

Uniposはコミュニケーションの最初の壁を取り払ってくれるサービスだと思います。

――Uniposの運用を通して、小野さん自身にとっての成長や変化はありましたか。

小野:先ほど申し上げたように僕は去年までインターンで、4月から新卒として入社しました。年次でいうと下っ端です。そんな僕にUniposのような組織を俯瞰するサービスの運用を任せてもらえたことで、以前より広い視野を持てるようになったと感じています。

また、コアバリューを浸透させる立場ですから、自分自身もコアバリューを意識しないといけません。それもあって積極的に他の人とコミュニケーションを取るようになり、自分自身の成長にもつながりました。