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2020.08.03
約7割の社員が「社内の信頼の文化がより強くなった」

インターネットで24時間いつでも保険料の見積りができる生命保険会社・ライフネット生命。同社では以前から、社内の見えない貢献を可視化して感謝し合うような取り組みもありましたが、「選考作業に時間がかかる」「リアルタイム性がない」といった悩みもあったといいます。Uniposを導入したことでそれらの点が改善され、アンケートでは約7割の社員が「社内の信頼の文化がより強くなった」という実感を持つことができたそうです。
Uniposの導入を推進された営業本部営業企画部の濵あゆみ様と、システム戦略本部システム企画部の板東慶一郎様に導入の背景や効果についてお話を伺いました。
見えない貢献を可視化するのにも、「選考に時間がかかる」「リアルタイム性がない」という悩みがあった

――Uniposを導入するきっかけは何だったのでしょうか。
濵:当社では以前から、社内の見えない貢献を可視化して感謝をし合うような取り組みも行っていました。他の社員の行動を紙に書いて投票し、その中から支持を集めたものを発表するというものです。取り組み自体は好評だったのですが、一方で紙に書いて投票し、事務局がそれを集計して……と非常に工数、時間がかかります。年に一度をめやすにしていたために、リアルタイム性がないことに悩んでいました。もっと良い方法があるのではないかと考えていたとき、板東からUniposのことを教えてもらったのです。
板東:様々なピアボーナスサービスがあるなかでも、Uniposがわかりやすく、使いやすいと聞いて気になっていたんです。当社にはもともと感謝をし合う文化の土台があり、ピアボーナスと相性がよさそうだと考えていたので、濵から相談を受けたときに「これだ」と思ったのです。
濵:Uniposなら、既存の取り組みの土台を活かして、リアルタイムに互いに感謝し合うことが一人一人の働くモチベーションを高め、会社に対する愛着が深まるきっかけになるのではないかと感じ、ぜひ導入したいと思いました。
――どのように導入を進めていったのでしょう。
濵: 私と板東、経営企画部などからも集まって、計5名のプロジェクトチームができました。
板東:当社では部署間をまたいだ横のつながりで進められるプロジェクトがあります。今回のUnipos導入プロジェクトもそのうちの一つです。
濵:ちょうど人事総務部で、「社内で信頼の文化を強化していこう」という方針を打ち出そうとしていた時期だったこともあり、Uniposが相性がよさそうだねという話になりました。様々な部署のメンバーに協力してもらい、役員会で提案しました。
役員会への提案ではUniposからのサポートをフル活用、必要な情報がまとまったテンプレートが役立った

――役員会での反響はいかがでしたか。
板東:当社では、まずはやってみようという文化があるので、Uniposにも好意的な反応でした。ただ、懸念事項も2つ挙がりました。まず、当社ではすでに社内用のSNSを使っているため、それに加えてUniposを使うとなると運用が複雑になることです。これについては、そのSNSとUniposが連携できる点に助けられました。
もう一つは、「褒められる」や「ポイントをもらう」こと自体が目的化してしまうのではということです。Uniposの導入目的は信頼しあってポジティブに働く文化を強めることですから、当然の懸念だと思います。これについては、Uniposのポイント上限が週に400ポイントであり、ポイントの換算額も各社で自由に設定できること(平均1ポイント1円~3円)から、目的化しにくいと説明をしました。こうした懸念点についてもきちんと説明したことで役員会でも承認され、予算を確保して導入を進めることができました。
濵:実はこうした導入の進め方や社内への説明については、Uniposのコンサルタントさんにサポートをしていただきました。導入背景や効果、スケジュール感など必要な情報がまとまった提案資料のテンプレートをご用意いただき、フル活用してプレゼンを成功させることができました。
――社内への浸透については懸念はありましたか。
濵:導入前は本当に社員に使ってもらえるのか不安がありました。ですが、導入すると利用率も高く安心しています。Uniposは感覚的で使いやすいUIなので、詳細に説明しなくても、使い方がすぐにわかります。ポイントを送る、拍手するというアクションがわかりやすくて、初めてでも抵抗感がありません。
板東:そうですね。導入時にも使い方はそれほど説明しませんでした。とりあえず近くにいる人に送ってもらえれば、すぐに理解できます。SNSに馴染みのない社員も楽しんで使っています。
――Unipos導入でどんな効果を期待していましたか。
濵:導入の主な目的は、社内の信頼の文化を強化することでした。まずは社内で見えづらい貢献や部署同士のつながりを可視化し、どこで、誰が何をしているのかを多くの人に見えるようにして、信頼関係を築くきっかけをつくることが大事だと思いました。私も以前、専門的な職種の部署にいたときは、専門領域が違うことでどうしても関わりの少ない部署もあり、他の部署の苦労や貢献が見えにくいと感じていました。
板東:信頼の文化を築くには、まずお互いを知ることが大切です。もちろん、一緒に仕事をすれば部署同士のつながりはできますが、それがUnipos導入前は可視化されていませんでした。それを見えるようにしたらどうなるのか。そこからの変化に期待しました。
Uniposは社内の様々な課題を解決できるソリューション

――導入の効果はいかがでしょうか。
濵:Uniposを導入したことで、私自身も他の人がどのような仕事をしているのかを知る良い機会になりました。「面と向かってだと照れくさいことや、きちんとした場だと感謝を伝えづらいものも送りやすい」といった社員の声もあります。たしかに、Uniposというツールがあるからこそ、メールするほどではないちょっとした感謝を伝えられるようになりました。

板東:いざ導入してみると、メンバーもすごく楽しんで使ってくれています。普段の会話にも「Uniposでこんな話があったんだけど」とUniposの話題が出るようになっています。

濵:先日、Unipos導入についてのアンケートをとったのですが、「信頼の文化を作る」ことに関する項目では、7割近くの社員が向上を実感していると回答しています。フリーコメントでも、「感謝する機会が増えた」「普段の仕事でありがとうをいわれるのが嬉しい」「ポイントよりも、むしろコメントをもらえるのが嬉しい」などの声が挙がっています。まさに期待していた通りの効果が出ています。
板東: Uniposを使っていて思ったのが、Uniposは社内のさまざまな課題解決につながるのではないかということです。社内で深く関わる機会がなかった人や部署が何をしているのかを可視化できることは、役職や関わりの有無を越えて、信頼の文化を強めることにもつながると思います。また、たとえばシステム基盤のように、安定稼働して当たり前で、感謝される機会が少ない仕事を担う部署への感謝が起きやすくなり、社員のモチベーションの向上や会社への愛着が深まることも期待できます。
――お二人がUniposの導入を通して得たものはありますか。
濵:このようなプロジェクト自体が初めての体験で、想いを共有してチームで物事を進めていくフローを学べたことは大きな自信になりました。
板東:現場から解決策が上がってきて、社内の合意を得ながら進めていけたのは良かったですね。個人的にも、全社員のことを考えながら何かを提案するという経験は初めてだったので学びがありました。
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