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2021.02.18

「ありがとう」の連鎖から関係の質を高める日阪製作所の働きがい改革

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プレート式熱交換器やレトルト調理殺菌装置・医薬用滅菌装置・染色仕上機器・ ボールバルブなど、衣・食・住・医・環境・エネルギーなどあらゆる産業分野で事業を展開する日阪製作所。同社は2018年から「働きがい支援室」を立ち上げて社員のウェルビーイングに取り組んでおり、その活動の一環としてUniposを導入しています。導入の理由や効果、どのような流れで現場への浸透を進めていったのかについて、働きがい支援室の蓮井 恵一 氏にお話を伺いました。 

関係の質を高めるために注目したキーワードは「ありがとう」 

――Uniposを導入することになった組織課題はどのようなものだったのでしょう。

蓮井:まず、私の立場からご説明します。私はもともと人事総務――弊社では「人間部」と呼んでいる部署にいて、管理職としての業務の傍ら、社員の相談窓口のようなことも行っていました。その後、もっと社員のウェルビーイングに取り組むため、2018年から「働きがい支援室」を立ち上げ「社員の働きがいや同僚との信頼関係の向上が会社の発展につながる」という考えのもと、様々な業務を行っています。

Uniposを導入した背景となったのは、2019年に発足したコミュニケーション促進プロジェクトです。MIT組織学習センター共同創始者のダニエル・キム教授の「成功循環モデル」に基づき、関係の質を高めるコミュニケーションをどうすれば実現できるのかを考えました。

その結果、キーワードとなったのが「ありがとう」、つまり感謝するということです。日阪製作所はまじめな人間が多く、人は良いのですが、こと仕事になると効率を重視しがちで配慮に欠けることがあるという課題が、ヒアリングやエンゲージメントサーベイの結果で浮かび上がってきました。

もう一つの課題は、自分の仕事に意義を感じている人が少ないことです。弊社はものづくりの会社ですが、数字という明確な結果が出る営業や、製品開発を行う設計などの部署は花形でスポットライトを浴びる機会が多くあります。

一方で、生産管理や検査といった部署は重要な仕事を担っているにも関わらず「できて当たり前」と見られがちで、貢献が見えづらい側面があります。そこに何らかの形でスポットライトを当て、自分の仕事の意味や意義を感じてもらいたいという思いがありました。

この2点がUniposを導入した背景となります。

――Unipos以外の施策は検討されましたか?

蓮井:以前はサンクスカード施策も検討したのですが、男性が多い当社では照れくささがあり合わないと思って断念しました。Uniposはポイントのやり取りなど遊び心もあり、楽しみながら使えるので「これだ!」と思いましたね。 

撤退基準を加味しながら着実に導入を推進し利用率70%を達成 


――導入の流れを教えてください。

蓮井:Uniposを経営に提案するために、時間をかけて構想を練りました。導入の理由をしっかりとストーリー立てて説明することはもちろんですが、最終的に経営陣の決断を後押ししたのは利用率50%未満の状態が3ヶ月続いたらやめるという撤退基準を決めたことが大きかったと思います。というのも、Uniposの効果はやってみないとわからないからです。良さそうだけど効果がはっきりと読めない取り組みは経営陣としてもGOを出しにくい。しかし、撤退基準が明確であれば「ずるずる続ける」というような状況にならないので、経営陣としても「やってみなさい」と言いやすかったのだと思います

また、ちょうど現場の社員スマートフォンを支給することが決まった時期だったことも追い風となりました。Uniposはスマートフォンでも使えますから、現場の人もこれなら気軽に使えるだろうと予想しました。

――導入する上での懸念点や不安はありましたか?

蓮井:いくつかありました。まず「無関心」です。そもそもこういった取り組みに興味を持たない人が一定数いるだろうということは予想していました。それから、「使ってみたけれど苦手」という人もいるだろうと思いました。そして、こういった取り組みにコストを使うこと自体賛成できないという「反発」もあるだろうと思っていました。

実際、導入してみると、こういった声は予想通り出てきましたが。ポジティブな反響の方が多くあり、たくさんの人が使ってくれています。出だしの利用率は7割と上々でした。 

Uniposの名投稿をまとめた「thanks通信」を月1回配信して興味を喚起 


――Uniposの利用を促進するにあたり社内にどのように働きかけをされたのでしょうか?

蓮井:そこは、Unipos社の担当者の方にサポートしていただいたのが大きかったです。管理職を中心にUnipos浸透チームをつくり、さらに組合に現場の声を拾ってフィードバックしてもらうなど、多くの人を巻き込みながら進めていきました。また、推進チームのメンバーの上田さんがUniposを弊社で使う際のオリジナルロゴを作成するなど、関心を持ってもらえるような工夫を続けました。今は月に1回、「thanks通信」というメルマガを社員に向けて配信しています。 

▲thanks通信のオリジナルロゴを作成した上田幸奈さん

――「thanks通信」とはどのようなものでしょう。

蓮井:thanks通信もUnipos社の担当者の方との打ち合わせから出たアイデアです。Uniposの投稿の中から私が独断と偏見で選んだ「名投稿」を解説つきで掲載したり、組織づくりに関する様々なトピックを紹介したりと、興味関心を持ってもらえるように工夫して作り込んでいます。

さすがに直接返信してくる社員はいませんが、社内で顔を合わせたときにthanks通信で取り上げた話題の話になることも多いので、しっかり見てくれているようです。 


――Uniposを見ていて印象的だった投稿はありますか?

蓮井:thanks通信でも取り上げましたが、Uniposを見て社員が涙した……というエピソードが印象的でした。その社員は社内報担当の高見さんで、いろいろな部署を取材していたのですが、取材をすると相手の仕事の手を止めてしまうので引け目を感じていたようです。その仕事についてUniposで称賛のコメントがもらえたことで、思わず涙してしまったそうです。 

▲社内報担当の高見彩花さん  

当初の狙いは想定通り達成、社員の意外な一面が見える副次的効果も 


――thanks通信でUniposの意義を感じる方も多そうですね。Unipos導入から4ヶ月ですが、導入の効果はいかがでしょうか。

蓮井:想定していたポジティブな投稿が増えて、当初の狙いは達成できつつあると感じています。縁の下の力持ち的な役割の社員にスポットライトが当たるようになりました。たとえば12月は年末調整の時期なので、人事総務は多忙です。これまでは「やってくれて当たり前」だったのですが、そういった仕事にもUniposが送られて感謝が飛び交っています。

また、営業やサービスでもうまく使われています。出張が多く、現在はリモートワークも導入しているので、顔を合わせる機会が多くありません。そこで、感謝を伝える手段としてUniposが活用されているのです。Uniposなら気軽に「ありがとう」が伝えられるので、以前よりも感謝を伝えることへのハードルが下がっていると感じています。

――想定通りの効果が出ているということですが、逆に想定外の効果はありましたか?

蓮井:社員の意外な一面が見えるということです。言葉の使い方や文章がうまい人もいて感心させられたり、自分が描いていた人物像とのギャップに驚いたりと、Uniposを見ることで今まで知らなかった社員の様々な顔が見えて楽しいですね。「Uniposを見ているとあたたかい気持ちになれる」という声もあがっています。

――Uniposの導入プロジェクトを進める中で蓮井様ご自身にとってプラスになったことはありましたか?

蓮井:Uniposの導入は私がやりたかったことだったので充実した時間を過ごせました。新しい試みなので、常にすべてがうまくいくわけではなく苦労もありましたが、挑戦する姿を若手に見せられたのは良かったと思います。今後は、経営理念の浸透、その中でも特に行動指針の体現化にUniposを活用して、組織全体の活性化につなげていきたいですね。 

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