2021.12.21

グループ会社全体に理念を浸透させるためUniposを導入 離職率の改善や事業への好影響も

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GMOグループの企業としてインターネット広告セグメントを担当するGMOアドパートナーズ。同社はGMOアドマーケティング、GMO NIKKO、GMOインサイト、GMOソリューションパートナーという4社を主要事業会社とするホールディングスカンパニーになります。企業文化の異なる4社をまとめ、事業を成長させていくためには、コーポレート・アイデンティティ(以下、CI)の浸透と組織を越えたコミュニケーションの活性化が必要だと考えた同社は、そのためのソリューションとしてUniposを導入。その結果、CIの浸透が進み、組織間コミュニケーションが活性化しました。さらに業績にも好影響が表れたり、離職率が10%改善するなど、大きな成果が生まれました。

Uniposを導入した背景と導入効果について、GMOアドパートナーズ株式会社 人事総務部 部長の森啓人 様、GMO NIKKOビジネス推進部HRグループ 武田さとみ 様にお話を伺いました。

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  • 導入前の課題感:CIの浸透によって企業文化が異なる4社の一体感を醸成したいと考えていた
  • 運用のポイント:Uniposのデータをもとに従業員の心のケアを行う
  • 導入後の効果 :
    CIが浸透し、グループ間を越えたコミュニケーションが活性化した
    ・上司部下、部署間、会社間の壁が薄くなり、率直な意見や指摘が出るようになった
    ・エンゲージメントサーベイで同業他社と比較しても上回る数値を継続
    ・Uniposのデータを活用して従業員の心をケアした結果、離職率が10%改善
    ・組織間コミュニケーションが活性化された結果、各社の制度統一も進んだ
    ・業績予想を上回る利益の達成にUniposも寄与
    ・リモートワークでのコミュニケーションの希薄化を防止

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企業文化が異なるグループ4社が1つにまとまるために理念の浸透が必要だった

――Uniposを導入する背景となった組織課題について教えてください。

森:まず、当社の組織体制についてご説明します。当社は総合ネットメディア・広告事業を主軸とする持株会社であり、GMOアドマーケティング、GMO NIKKO、GMOインサイト、GMOソリューションパートナーという主要事業会社4社からなるホールディングス企業です。

4つの会社がグループの成長戦略により1つにまとまったわけですが、それまでは別の会社だったわけですから、組織風土や企業文化は異なります。そんな4社がGMOアドパートナーズとして一枚岩になるためには、各社が独自路線を進むのではなく、共通のCIを掲げてシナジーを生み出す必要があります。

そこでGMOアドパートナーズでは、連結法人全体で相互協力しあい、良いサービスを提供していこうという想いを込めて、「ともにつくろう」という共通のCIを策定しました。このCIを浸透させる手段のひとつとしてUniposを導入したのです。

もう1つの導入理由は、部署や会社を越えたコミュニケーションを促進することです。もちろん、チャットツールなどは以前から導入していましたが、チャットではどうしてもやりとりが業務的になってしまいます。Uniposのようなカジュアルなコミュニケーションができる手段がそれまではなかったのです。

社長のメッセージにグループ各社の従業員が強く共鳴、意見が割れることなく導入が進んだ

――4社すべてにUniposを導入いただいたわけですが、導入に対して各社の意見が分かれたりしませんでしたか?

森:これまででしたら、サービスの導入は個社別に検討していました。

しかし、Uniposはそもそも連結法人が1つになるために導入するサービスですから、1社でも抜けてしまっては意味がありません。

そこで、GMOアドパートナーズの代表取締役社長である橋口が、「Uniposだけは全社が一丸となって導入しましょう」と全社に強いメッセージを投げかけました。社長のメッセージがしっかりと各社に届いたことで、意見が割れることもなく、各社からメンバーが集って推進委員会を組織するなど、ボトムアップでの導入を進めることができました。全員が一体となって進める施策の場合、ボトムアップとトップのリーダーシップの両方が大切ですね。

新卒の1年を終えて一人前になった後輩を先輩が称えるやりとりが企業文化の1つに

――Uniposをご覧になっていて、印象的だった投稿はありますか。

武田:印象に残っているのは、新卒メンバーが2年目になったときの盛り上がりですね。というのも、当社における新卒の1年間は特別だからです。「新人日報」を書いたり、新卒限定の「GRA(グループルーキーアワード)」という表彰があったりと、新卒の1年間でしか経験できないイベントが他社よりも多くあり、そんな新卒メンバーを先輩社員もあたたかく見守ってくれています。新卒メンバーは、最初の1年間で多くのことを学び、一人前になっていきます。最初の1年は、いわば巣立ちのための特別な期間なのです。かつて新卒を経験した先輩社員は、新卒の1年間の大切さを自らも知っています。だからこそ、新卒が2年目になる4月には、先輩や上司から、たくさんの称賛のUniposが送られるんです。

また、逆に2年目に入ったメンバーから、新卒の間お世話になった先輩や上司にUniposを送って感謝する光景も目にします。入社2年目を迎えて、一人前の社会人として羽ばたこうとしているメンバーのがんばりを称賛する先輩と、そんな先輩に対して1年間の感謝を伝える新卒とのやりとりは、いまや毎年恒例のイベントとして根付いており、当社の称賛・感謝文化につながっていると感じます。

▲2年目を迎えた新卒メンバーの成長に対して送られたUnipos

森:GRAみたいにイベントがあるとUniposは盛り上がりますね。季節のイベントや社内イベントの時期には、運営側はそのイベント名をつけたハッシュタグを推奨するなどして盛り上げるようにしています。

武田:イベントがあると誰かへの感謝や称賛の気持ちが高まるので、Uniposがさらに活性化して、会社に称賛文化が深く根付くチャンスでもありますね。アワードや永年勤続、昇格など、何かしらのイベントが起きるたびにイベントハッシュタグを作って、社内チャットで「こういうハッシュタグを作ったので、ぜひ使ってください」と啓蒙して楽しく使ってもらえるような工夫もしています。

▲昇進した部下に向けたUnipos。熱い想いが伝わってきます

専務から社員200人へのメッセージ。Uniposが生んだ意外なつながり

森:私が印象的なのは、Uniposを見ていて、意外なつながりを感じることですね。たとえば、当社の社員は約700名いますが、そのうち半年で200名以上にUniposを送っている人がいたんです。

――200人ですか!? それはすごいですね。

森:実はその人は当社の専務なんです。当社には社内連絡用の社内報があるのですが、その中に「ブックカバーリレー」というコンテンツがあります。これは、自分が読んだ本を紹介するという内容で、指名制でどんどん回しているんです。そこで本を紹介してくれた社員に対して、専務が毎回Uniposを投稿しているんですよ。Uniposをもらった人からすれば、それまで話したこともない専務から「○○さんが紹介してくれた本はすごくよかったです。紹介してくださってありがとうございます」みたいなUniposが届くわけですから、驚きますよね(笑)。

――自分自身が書いた紹介文を、普段関わらない幹部の方が読んでくれて、しかも丁寧に感想のメッセージまでもらえたらすごく嬉しいですよね。

森:そうですね。そして、そのメッセージがUniposを通じて送られることで、全社に共有されるのがすごくいいなと感じます。

▲「ブックカバーリレー」で本を紹介していたメンバーに専務が送ったUnipos

Uniposのデータをもとに従業員のサポートを行い離職率が10%改善

――Uniposを導入した効果について教えてください。

森:私の印象としては、導入目的でもあったCIの浸透と組織を越えたコミュニケーションに大きな効果が出ていると思います。Uniposをきっかけに上司部下、部署間、会社間の壁が薄くなり、より率直な意見や指摘が気軽に言い合えるようになっていると感じるのです。これはチャットを見ていても感じますし、会社同士の合同プロジェクトや全体会議等でも感じることです。連結法人全体で相互協力しあい、シナジーを生み出して良いサービスを提供する「ともにつくろう」の実現にUniposはしっかりと貢献してくれています。

――CIの浸透や組織を越えたコミュニケーション活性化を実現した結果、組織に具体的な変化はあったでしょうか。

森:このことは、変化は起きていると感じます。たとえば、エンゲージメントサーベイでは、同業他社のベンチマークを上回る数値が継続できています。Uniposの活用で、上司や部下、他部署などまわりとのコミュニケーションの壁が取り払われたことや、これまで数値では評価しにくかったバックヤード部門などの貢献が称賛されるようになったことが好影響して、従業員のモチベーションが上がったのでしょう。

――すばらしい成果ですね。

森:もう1つの変化は離職率の低下です。当社では、Unipos導入後の2019年から2020年にかけて離職率が約10%改善しています。

――10%の改善は大きな数字ですね。Uniposによるエンゲージメントの高まり以外にも何か要因があるのでしょうか。

森:Uniposのデータを人事に関する分析に活用し、組織活性と離職予防へつなげる取り組みを実施したことが大きかったと思います。たとえば、「Uniposを送っていない人」や「Uniposをもらっていない人」などのデータは非常に重要です。なぜなら、モチベーションが低い人や、エンゲージメントが低下している人ほどUniposを使わない傾向があるからです。これはエンゲージメントサーベイやストレスデータ、勤怠データなど、ほかの指標とからめて分析するとわかります。こういったデータを各事業会社と共有し、従業員へのケアやアプローチにつなげてもらっています。

――Uniposのデータをもとに従業員に適切なサポートをすることで離職率の改善につながったのですね。

Uniposで組織が1つになり、事業シナジーが生まれたことで業績予想を上回る利益を達成。

森:以前は各社が人事制度などを独自に作っていたのですが、組織間のコミュニケーションが活性化された結果、制度の統一なども進んできています。また、直近通期決算ではコロナ状況下の影響で苦しい事業展開を予測していましたが、結果として業績予想を上回る利益を達成できました。

もちろん、この結果はUniposだけの効果ではないです。しかし、Uniposによって組織が1つになったことで、GMOアドパートナーズとしての事業シナジーが生まれたことで業績向上につながったのは確かだと思います。

リモートワークの不安感をUniposによって払拭

――コロナ禍においてUniposが貢献したことはありましたか。

森:当社は緊急事態宣言を受けて、3割出社を目標にリモートワークを実施しました。Uniposを導入したのもちょうど近い時期だったため、Unipos導入前後で比較することは難しいのですが、リモートワークによるコミュニケーションの希薄化を抑えられたという印象は持っています。

武田:最初の緊急事態宣言のとき、「#どこでもアドポ」というハッシュタグを作りました。「リモートワークで離れていても、Uniposでどこからでも感謝は送れる」ということを表現したハッシュタグで、リモートワーク中にUniposで感謝が送りやすくなることを期待したハッシュタグです。期待通り、「#どこでもアドポ」がすごく使いやすかったみたいで、緊急事態宣言中は爆発的に使われていたことを覚えています。当時は誰にとっても初めての出来事で、急に自宅で1人で仕事をせざるを得なくなり、不安を抱えていた人もいました。そういったメンバーにとって、Uniposは少しでもつながりを感じる機会になっていたからこそ、「#どこでもアドポ」がヒットしたのかなと思います。

Uniposは経営、従業員の双方にとってメリットの大きいサービス

――最後にあらためてUniposについて思うところをお聞かせください。

森:経営層目線でいえば、Uniposのおかげで今までになかった人事データが取得できたのは非常に大きいです。Uniposは組織活性化やHRアナリティクスにおける新たな価値を生んでくれました。

また、従業員にとって、Uniposは新しいコミュニケーションの場としてとても重宝されています。CIの浸透や組織を越えたコミュニケーション活性化に効果を発揮してくれているのです。Uniposは経営側と従業員側、双方にとってメリットの大きいサービスであり、かけた費用以上の効果はしっかり発揮してくれていると感じています。

――ありがとうございました。

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