2022.01.26

リモートワークで見えにくくなった社員の活躍を可視化し、「感謝と称賛があふれる会社」を実現

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「楽しいね!を、世界中の日常へ。」をミッションに掲げ、『クラッシュフィーバー』や『ジャンプチ ヒーローズ』などのスマホ向けゲームをはじめとするエンターテインメントサービス事業を展開するワンダープラネット様。名古屋と東京にオフィスを構える同社は、コロナ禍をきっかけにリモートワークを導入。現在では週1日出社、週4日任意リモートワークという働き方を行っています。メリットも多いリモートワークですが、一方で「他の人の活躍が見えにくくなった」という声が社員から上がりました。そこで、同社は「見えにくい活躍の可視化」と「感謝と称賛があふれる会社にする」ことを目的にUniposを導入。その結果、導入から1年以上が経過した今でも85%の社員がUniposに満足しており、見えない活躍の可視化や感謝と称賛があふれる状態を作ることができたなど、導入の目的が達成されているといいます。

導入の背景や導入効果などについて、コーポレート部担当執行役員 高宮 啓 様、Uniposの導入推進を担当された広報の田中 友里子 様にお話をうかがいました。

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  • 導入前の課題感:リモートワークで社員の活躍が見えにくくなった
  • 運用のポイント:「Uniposは特別なものではなく、日常的なもの」という温度感で運用
  • 導入後の効果 :
    ・社内が「感謝と称賛があふれる状態」になった
    ・リモートワークで見えにくくなっていたメンバーの活躍を可視化できた
    ・1on1でのコミュニケーションの良いきっかけになっている
    ・見えづらいメンバーの日々の活動を知ることができ、マネジメントにも効果を発揮
    ・メンバーの良い面に目を向けるきっかけになっている
    ・入社したばかりの人が、リモートワーク中心の環境でチームに早く溶け込むために効果的

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リモートワークで他の人の活躍が見えにくくなった

――Uniposを導入することになった組織課題について教えていただけますか。

田中:大きなきっかけはリモートワークです。当社はもともと週5日オフィスに出社するスタイルだったのですが、コロナ禍における緊急事態宣言を機にリモートワークを導入しました。

リモートワークにはメリットもありました。リモートワーク導入前に懸念していた社員の生産性は、実際には低下しませんでしたし、むしろ仕事の効率が上がったという声も入ってきました。会社としても良い発見になったと思います。

緊急事態宣言が解除された後も、当社では引き続き週1日出社、週4日任意リモートワークという働き方を続けています。週1日の出社時はディスカッションなどをする「未来をつくる仕事」の日と定め、コミュニケーションが生まれやすいコワーキングエリアをつくるなど、オフィスの在り方も最適化しました。なお、週4日のリモートワークは開発・制作・オペレーション・ルーティン業務などの「現在をつくる仕事」に集中する日としています。

一方で、リモートワークのデメリットも見えてきました。リモートワーク下では従業員同士のコミュニケーションが減り、毎日出社していた頃と比べてメンバーの活躍がわかりにくくなったという声が上がりました。もともと名古屋本社も東京オフィスもワンフロアで、周りの人の活躍は自然と耳に入ってくる環境だったため、余計に変化を感じたのかもしれません。

オンライン会議ツールではカジュアルなコミュニケーションがとりにくい

――リモートワーク中、オンラインでのコミュニケーションでは不十分だったということでしょうか。

田中:もちろん、オンライン会議ツールを使ったコミュニケーションはとっていました。しかし、オンライン会議をするためにはわざわざツールを立ち上げて人を集めなければなりません。ちょっと隣の人に話しかけるような雑談がやりにくく、カジュアルなコミュニケーションをとる機会が大幅に失われたのです。

私自身も、リモートワークになってからプロダクトチームのメンバーと話す機会がかなり減ったと実感していました。また、リーダーやマネジメント層からも部下やメンバーと話す機会が減ったという意見が出てきていました。そこで、見えにくくなった活躍の可視化を目的に、Uniposを導入することにしたのです。

感謝と称賛があふれる組織をつくりたかった

田中:Uniposの導入理由はもう1つあります。それは、社内に称賛文化を醸成したいということです。コロナ禍以前からの当社での組織づくりのキーワードとして「心理的安全性」があります。トップダウンではなく、現場主導で心理的安全性の高いチーム作りをしていきたいという考えを会社として持っていました。

そうした称賛文化を醸成する目的で、Unipos以前から実施していた施策があります。当社ではSlackを使っているのですが、名古屋スタジオで“誰かに対して感謝を伝えたり、称賛したりするための『praise(プライズ)チャンネル』を運用していたことがありました。

感謝と称賛があふれる組織を作るために、Uniposは最適なサービスだと感じました。

ポイント還元や拍手機能など、Slackではできない機能が決め手に

――Uniposに似たコンセプトですね。Uniposではなく、プライズチャンネルを全社に展開することは考えなかったのでしょうか。

田中:Slack上のチャンネルにはUniposと違って、ポイントを送る機能はありません。ポイントをためて還元されるなどの仕組みもないので、やはり別物だと思います。会社としても福利厚生の1つとして社員に還元したいという気持ちがありました。また、Uniposは拍手機能も便利です。プライズチャンネルだと誰かが誰かに感謝をして、それで終わりですが、Uniposだと周りのメンバーも拍手できるので「皆が見てくれている」ことがわかりますし、さらにポイントももらえます。この機能があったのは大きかったですね。

――Unipos以外のサービスは検討されましたか。

高宮:完全に同じコンセプトというわけではありませんが、他社のサービスでエンゲージメントを強化するソリューションも検討しました。ただ、組織の雰囲気を良くすること、リモートワークを快適にすることを考えた際に、「もっと褒めたり、認め合ったりできる組織・文化をつくっていきたい」という声や、「オンラインでも感謝をきちんと伝えたい」という声が上がっていたことから、オンライン上でも「感謝する」「褒める」を可能にするUniposに行き着きました。

全社会議で導入説明を実施。社員からは歓迎の声

――投稿内容についてのルールなどは定めましたか。

田中:「自分と相手以外の誰かが見たときに、シチュエーションがわかる投稿にする」ということは決めています。逆にそれ以外の使い方は各人に任せています。とにかくメッセージを投稿するためのハードルを下げることを意識しました。ふだん、Slackで軽く「ありがとう」を言ったり、出社しているときに隣の人に軽くお礼を言ったりするのと同じ感覚で使ってもらいたかったからです。特別なものではなく、日常的なものだという温度感、空気感は大事にしたいと思いました。

――Uniposに対して社内の反響はいかがでしたか。

田中:概ね好意的に受け入れてくれたと思います。月1の全社会議で導入の説明を行ったのですが、そのときのリアクションもけっこう盛り上がっていました。もちろん、中には面倒だなと思った人もいるかもしれません。ただ、Uniposは単に「ありがとう」を伝えるだけでなく、一緒にポイントを送って、それがギフト券に交換できるサービスです。ポイントを還元できるメリットがあるのはやはり大きく、ネガティブな意見はそんなに出ませんでした。


▲普段のお礼と同じくらいのテンションで使われています

業務での感謝や「おめでとう」のメッセージ、新入社員の歓迎など感謝以外のポジティブコミュニケーションも活発に

――Uniposはどんな場面で使われているのでしょうか? 印象に残っている投稿などはありますか。

田中:やはり多いのは、業務でしてくれたことに対するお礼ですね。「〇〇やってくれてありがとう」とか、「資料を作ってくれてありがとう」とか、「早速対応してくれてありがとう」とか。ただ、なかには「そんなに日々、褒めることが思いつかない」というメンバーもいます。そこで、感謝や褒める目的だけでなく、「おめでとう」という文脈でUniposを送ってもいいですよと声かけをしました。その結果、誕生日や社内表彰をきっかけに「おめでとう」を送るメンバーも増えてきました。

また、新しいメンバーが入社したときなどにも「ようこそ」という内容のUniposが送られているのをよく目にします。逆に新しく入社したメンバーも積極的にUniposを使ってくれています。これは、入社時にUniposの説明もしっかりしているからです。早い人なら入社当日に、「オリエンでいろいろ教えていただいてありがとうございます」のようなメッセージをUniposに投稿していますね。

入社した直後からUniposを使ってくれると、おそらくその後も継続して使い続けてくれると思うので、最初にUniposについてしっかり説明して使ってもらうことが大事なのかなと思っています。

現在はリモートワークが中心なので、コミュニケーションを増やす点でもUniposは効果的です。入社初日はチームメンバーも出社して顔を合わせることが多いのですが、翌日にはもうリモートワークになることも珍しくないですから。

▲日々の業務に対する感謝は頻繁に送られています

▲新しく入社したメンバーに対する歓迎のUnipos

▲誕生日のお祝いコメントもUniposで送られています

▲社員の人となりや近況がわかるのもUniposならでは

Uniposで感謝と称賛があふれる会社が実現。マネジメントにも効果あり

――Uniposを導入した効果についてどう感じていますか。

田中:導入目的でもある「感謝と称賛があふれる会社」をつくることができていると感じています。SlackにUniposと連携したチャンネルをつくっているのですが、少し目を離しただけで未読の投稿がたまることが多いんですよ。それはつまり、感謝と称賛があふれる状態になっているということです。実際にUniposの投稿数は導入から1年間で17,000回にも上っています。多いときは1日で150以上ものメッセージが送られています。これは、Unipos以前に取り組んでいたプライズチャンネルの50倍もの数字です。

高宮:8割近くの社員が使ってくれていて、十分に定着していると思います。称賛文化を作ることができた点や、リモートワークで見えにくくなっていたメンバーの活躍を可視化できたという点で、費用対効果の面でも高いコストパフォーマンスを発揮してくれていると感じています。

また、マネジメント面での効果も感じています。たとえば、私はメンバーと1on1をする際に、メンバーが最近どんなことで感謝されていたのか、あるいは感謝していたのか、という話題を1on1でアイスブレイク的に使うことがあります。

「あの件ですごく感謝されていましたね」といったUniposでの話題から、「実はこんなことがあったんですよ」のような話につながったりするなど、Uniposの投稿がコミュニケーションの良いきっかけになることが多いです。日々の活動のすべてを把握できるわけではない中、Uniposの情報はとても役立っています。

田中:Uniposを導入した効果については当社記事にもまとめています。

▲1on1後にもUniposが送られています

――ゲーム業界ならではのUniposの効果は感じられますか?ゲーム開発においてUniposが生きている場面はありますでしょうか?

田中:通常、自分が所属しているプロダクトチーム以外の開発進捗はあまり細かく知ることはできないのですが、Uniposの投稿を通じて、他のチームの開発状況やメンバーの活躍状況が知れるのは良い点だと感じています。例えば新規タイトル開発中のチーム内で「〇〇のデザインめっちゃ良かった!」「〇〇の提案ありがとう!今は佳境だけど頑張ろう!」みたいなメッセージのやりとりがあると、自社のことながらリリースが楽しみになるきっかけになります。

84.5%の社員がUniposに満足。メンバーの良い面に目を向けることができるようになった

――最後にUniposについて思うところを教えてください。

田中:Uniposに関するアンケートをとったところ、満足している人が84.5%を占めるという良い結果が出ました。また、以下のようなポジティブなコメントも上がっています。

  • 今まで感謝を伝えられる場や対話の時間があまりなかったので思う存分感謝を伝えられるのがありがたいです。
  • お礼を言われるのは素直に嬉しい。
  • メンバーの活躍を目で見える形で確認できるので、メンバーに対してリスペクトしやすくなる。
  • リモート中心の今の勤務体制において、コミュニケーション手段のひとつとして有効だし、実利やモチベーションにも繋がっている。
  • ちょっとした感謝を形にできるのは良いと思います。また、他の方の活躍を知れる場にもなっているかなと思います。
  • 他のプロジェクトの方の様子も知ることができて社内の雰囲気を知ることができた。
  • 感謝の気持ちを伝えることができ、且つ相手の功績に対して周知もできるのが良い。
  • 他部署の仕事や普段は目立たない仕事が可視化されやすい。
  • 褒められる、感謝されるのは、なんだかんだ嬉しいから。

利用率100%を目指して、もっと周知していきたいですね。

高宮:Uniposにはポジティブなコミュニケーションがあふれています。メンバーの良い面に目を向けるきっかけとなるソリューションだと思います。

――ありがとうございました。

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