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2021.09.30

「人」を大事にするアース製薬の企業文化醸成にUniposが果たした役割とは

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虫ケア用品をはじめ除菌剤や入浴剤、オーラルケア用品などの日用品を製造・販売するアース製薬様。「人」と「コミュニケーション」を何よりも大事にするアース製薬様は、「コミュニケーションの更なる活性化と社員の見えにくい活躍や貢献にスポットライトを当てる」ことを目的に2021年1月よりUniposを全社導入されました。1,200名以上への導入はまさに一大プロジェクトといえます。導入によってどのような効果が得られたのか、お話を伺いました。

■参加者様
上席執行役員 管理本部副本部長〔兼〕総務部部長 松下弘征 様
上席執行役員 管理本部副本部長〔兼〕人財マネジメント部部長 堀山範夫 様
執行役員 情報システム部部長 梶晃 様
人財マネジメント部 人財開発課 中嶋大 様

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  • 導入前の課題感:社員の貢献の可視化とコミュニケーションの活性化
  • 導入プロセス :社風とマッチしているか一部でトライアル検証後、全社展開
  • 運用のポイント:社長や管理職など上層部が積極的に活用し盛り上げる
  • 導入後の効果 :
    ・「ありがとう」を伝え合う文化が根付いた
    ・見えにくい貢献や活躍が可視化
    ・年齢や役職を超えた交流が活性化

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■記事のハイライト

  • 「埋もれがちな社員の貢献を周知する仕組みづくりを」――きっかけは社長からのメッセージ
  • コミュニケーションを大事にするアース製薬の企業文化にUniposのコンセプトがマッチすると感じ導入
  • 「社員の皆が喜んでくれるなら導入しよう」コストよりも効果の方が大きいと判断、トライアル導入の好結果が決め手に
  • 「誰が発信するのか」も重要 上層部を巻き込み最初に“一気に盛り上げて沸騰させる”ことを意識
  • 「“ありがとう”でコミュニケーションをとろう」業務のやりとりに限らず、楽しむことを第一に
  • 立場を越えたコミュニケーションが活性化。社員の意外な一面が見えることも
  • 企業文化の浸透や新入社員研修にも効果を発揮。様々な施策の効果が離職率改善にも
  • 「企業文化は放置するとなくなってしまう」文化醸成の取り組みの1つとしてUniposは期待以上だった

「埋もれがちな社員の貢献を周知する仕組みづくりを」――きっかけは社長からのメッセージ

――Uniposを導入することになった背景について教えてください。

松下:きっかけになったのは、2020年4月に弊社社長から役員と管理職に送られたメールです。メールには、「埋もれがちな社員の貢献を全社に伝えられる仕組みづくりを考えてほしい」と社長の想いが綴られていました。

そのメールを受け取った部長の1人が、たまたまUniposが取り上げられた新聞記事を見つけてシェアしてくれたのです。ちょうどそのとき、UniposのWebセミナーが開催されていたので、情報システム部門の責任者である梶と一緒に参加したところ、印象が良かったことから導入の検討に入りました。

――Uniposのどのようなところが好印象でしたか。

松下:Uniposは社員同士の感謝や称賛をタイムラインで見ることができます。そして、それを見た誰かが拍手をして、オープンなコミュニケーションが加速するという仕組みです。また、ポイントを送ることで、どんどん使いたくなるような仕掛けも施されています。これまでになかったような、新たなコミュニケーションを生む仕掛けがとても充実していると思いました。

コミュニケーションを大事にするアース製薬の企業文化にUniposのコンセプトがマッチすると感じ導入

――他社のサービスと比較検討はされましたか。

梶:似たコンセプトのサービスを6つほど調査し、いろいろな項目を立てて比較しました。Uniposともう1つのサービスの2つまで絞り込んだところで、両社にお話を伺い、よりアース製薬の企業文化に合うと感じたUniposを選びました。

松下:アース製薬では、事業を運営していく上で社員全員が持つ共通の価値観として、「全員参画」「コミュニケーション」「人がすべて」という3つを掲げており、これらを「アースバリュー」と呼んでいます。アースバリューはアース製薬の企業文化を言語化したものであり、いわば弊社のDNAです。コミュニケーションと人を大切にする弊社の文化に、Uniposのコンセプトや仕組みが非常にマッチすると感じました。

――導入にあたり、懸念点はありましたか。

梶:情報システム部門の立場からは、いろいろと考えました。セキュリティリスクや、利用端末をどうするか、もともと社内で利用していたチャットとの使い分けを理解してもらえるのかどうか、ユーザー情報のメンテナンスのやり方など、決めなければならないことはたくさんありました。

――そういった点にどう対処されましたか。

梶:セキュリティについては、機密情報を書いてしまう人がいるのではないかということを懸念しました。この点については、よくない投稿があったら個別に指導するようにしています。チャットツールとの区別についても、業務連絡はチャット、感謝・称賛はUniposと使っているうちに自然と使い分けされるようになりました。利用端末については、基本的にPCとスマートフォンの2ツールを利用していますが、工場などの製造現場で働く社員やスマートフォンを保有していない社員も一部おりますので、対応を検討中です。

「社員の皆が喜んでくれるなら導入しよう」コストよりも効果の方が大きいと判断、トライアル導入の好結果が決め手に

――コスト面はどう感じましたか。導入の妨げになりませんでしたか。

松下:コストは当然、明確にしなければなりません。ポイント消化率を予測して、だいたいこれくらいかかるだろうという金額を算出しました。ただ、Uniposの効果については、定量的に測れるものではないので、正確に費用対効果を出すことはできません。そこは会社として、コストよりも効果の方が大きいと判断しました。

堀山:Uniposについては社長からも「社員の皆が喜んでくれるなら導入しよう」という声をもらっていました。ただし、いきなり全社導入ではなく、まずは本社管理部門と首都圏エリアの営業メンバー350名でトライアル導入し、3ヶ月間の結果を見て考えることにしました。

――トライアルの結果はいかがでしたか。

堀山:とてもよい結果が出ました。社員からは「楽しい」「面白い」といった声があがり、利用率も非常に高かったです。また、「Unipos見たよ」「あれ(Unipos)すごいね」といった、Uniposをハブとしたコミュニケーションも生まれていました。トライアルでの活用を見て、Uniposは新たなコミュニケーションを生む仕掛けがとても充実しているソリューションだと感じました。この結果が決め手となり、全社に本格導入することを決めました。

「誰が発信するのか」も重要 上層部を巻き込み最初に“一気に盛り上げて沸騰させる”ことを意識

――トライアルとはいえ、350名を対象に新しい取り組みを始めるのは大きな試みです。社内への導入はどのように進めていかれたのでしょうか。

堀山:導入がスムーズに進んだ点については、担当した中嶋の功績が大きいですね。

中嶋:トライアル導入では、Uniposに関する社内説明会を開催しました。役員や部長クラスといった影響力の高い方から始めて、社内で協力してくれるメンバー(活性化メンバー)、一般の社員向け説明会といった流れで進めていきました。

このとき、意識したのは「一気に盛り上げる」ことです。何でもそうですが、物事を始めるときは最初が肝心です。徐々に熱くしていくのではなく、一気に100度まで盛り上げて沸騰させる必要があります。そのために重要なのは「誰が発信するのか」です。同じ情報を発信するのでも、私と執行役員では影響力が違います。そこで、堀山上席執行役員には25回にわたって開催したすべての説明会に出席していただき、「Uniposを盛り上げよう!」「ありがとう」をアース製薬の文化にしよう!と想いを語っていただき、一緒に投稿や拍手のレクチャーを実施しました。やはり堀山部長の声で呼びかけてもらうと、社内の温度感は一気に上がりますね。

――それは社員の皆さんも盛り上がりますね!

中嶋:Uniposはシンプルなシステムなので、説明会では難しいことは言わず、「楽しいからやってみて!」と呼びかけました。実際に40分の説明会のうち、30分はUniposの体験ワークにして、まずは触れてもらうことを重視しました。

「“ありがとう”でコミュニケーションをとろう」業務のやりとりに限らず、楽しむことを第一に

――全社導入の際も同様に説明会を開催されたのでしょうか。

中嶋:はい。すべての拠点で説明会を実施しました。Uniposの導入目的はコミュニケーションの活性化と、見えづらい貢献の可視化ですが、利用者向けにはその目的を前面に押し出すのではなく、「“ありがとう”でコミュニケーションをとろう」というメッセージを打ち出して、ハードルを徹底的に下げることを意識しました。何よりも「楽しもう」という気持ちが大事なので、投稿の内容も業務のやりとりに限らないことにしました。

――社員の皆さんの反響はいかがでしたか。

堀山:中嶋が丁寧に導入を進めてくれたこともあって、Uniposはすぐに馴染みましたね。「Uniposは楽しい!」という空気感を導入推進メンバーが作ってくれました。そのおかげで、アース製薬では皆、仕事感や義務感を感じることなく、Uniposを楽しんで使ってくれています。

――Uniposのポイントはどのような形で還元されていますか。

中嶋:1ポイント1円で給与に還元しています。当初は、現金ではなく社内のカフェチケットや食堂チケットなどがいいのではないかという議論もありましたね。これは笑い話なのですが、せっかくのピアボーナスなのに、給与に還元されると奥さんに握られてしまう……ということで、アマゾンギフト券にしてほしいという声も出ました(笑)。

一同:(笑)

立場を越えたコミュニケーションが活性化。社員の意外な一面が見えることも

――Uniposをご覧になっていて、印象的な投稿やエピソードなどがあれば教えてください。

松下:「絶対にUniposを使わなそう」と思っていた人が意外にも積極的に使ってくれているのは印象的でしたね。利用に関するレポートでは、投稿数や送ったポイント、拍手数などを基準に、「投稿(した)王」や「投稿(された)王」、「拍手王」といった名前でランキングを作成し、社内掲示板に掲載しているのですが、ずっと気合と根性で営業してきた60代のおじさん社員が、気づけば「拍手王」になっていたりして(笑)。見ていて和みますし、人間性がにじみ出ているなと思います。

▲50代後半の取締役専務も積極的に活用

▲60代半ばの上席執行役員もしっかり使いこなしています

▲幅広い世代がUniposを活用。こちらは60代後半の取締役常務からのUnipos

▲60代半ばの工場長から新入社員へのUnipos

中嶋:立場を越えたコミュニケーションがUniposで起きていることを実感しています。たとえば新卒で入社した社員が、よく所属長や支店長クラスにUniposを送っているのですが、そんなコミュニケーションはUniposがなければ絶対に生まれなかったと思いますよ。実際、新入社員からもUniposは「コミュニケーションがとりやすい」と好評です。若い社員はやはりSNSに慣れているからか、Uniposの使い方もうまいですね。

堀山:役職のついていない社員が社長にUniposを送る場面も見かけます。これもUniposがなければ起こりえなかった光景ですね。社長を含め取締役の方は一定のポイントがたまったらコーヒーチケットをもらえる、という仕組みにしてあります。

▲社長からのUnipos

▲社員から社長への投稿(面白いハッシュタグが素敵です)

▲新入社員から支店長へのUnipos

▲初めて会った先輩にもメッセージを伝えやすい

▲上記の投稿に対する「お返しUnipos」

▲「同姓同名」だったことをきっかけに先輩社員と新入社員の交流がUnipos上で生まれた例

▲本部長から新入社員へのUnipos

松下:すごくいいなと思うのが、「この人のここを知ってほしい!」という気持ちが見える投稿ですね。特に管理職が積極的に部下の活躍を広めようとしているのは、すばらしいことだと思います。

引用投稿からの「追いUnipos」で社員の活躍を周知(メールなどで直接感謝を伝えた後、あらためてUniposを送る)

▲あえてUnipos上で褒めることで周囲に良さを宣伝

▲リツイート的な活用も

企業文化の浸透や新入社員研修にも効果を発揮。様々な施策の効果が離職率改善にも

――Uniposを導入した効果についてどう感じていますか。

松下:新しいコミュニケーションが生まれているなと感じます。褒めた方も褒められた方も気持ちがいいし、ある種、“Uniposに酔いしれる”ような状態ですよね。ハッシュタグの仕組みも秀逸です。弊社のポリシーである「#すぐやる・必ずやる・最後までやる!」や「#お客様目線」、バリューである「#One Earth!」や「#コミュニケーション」などをチームハッシュタグに設定していますが、そうしたハッシュタグが使われることで企業文化の浸透につながっていると感じています。

▲新入社員から所長へのUnipos(堅苦しすぎないチームハッシュタグ*も素敵です)
*チームハッシュタグ・・・管理者がUniposにデフォルトで設定できるもの

▲定年退職の社員へ…当時の部下から熱いメッセージ。ストーリーと人間味がよく伝わりますね!1,000回を超える拍手も凄い!

堀山:実は弊社は2年ほど前まで、35歳以下の退職が増えていました。その理由として、上司の世代は叱るのは得意でも褒めるのが苦手な人が多いこともあるのではないかと思っていたのです。そこで退職率を改善するために、様々な手を打ってきました。Uniposもその1つです。結果として、現在は35歳以下の社員の退職率が約7分の1まで減少しました。もちろん、すべてがUniposのおかげというわけではなく複合的な取り組みの成果だと思いますが、Uniposで「叱る文化」を「褒める文化」へ転換できたことも大きかったと感じています。

梶:私が感じるUniposのメリットは、「この時期のこの部署はこんなことをやっているんだな」というふうに、投稿を通じて他部署の仕事の内容が以前よりも見えるようになったことですね。Uniposがなかった頃、私たち管理職や幹部層はそれでもまだ全体が見えていましたが、若手メンバーは業務で関わらない部署のことを知る機会は少なかったでしょう。それがわかるようになっている印象を受けます。

また、私自身の変化として、帰宅中の移動時間の使い方が変わりました。勤務中はなかなか時間がとれないので、Uniposを見るのはいつも帰宅する電車の中です。今日という一日を思い出しながら、自分の部署のメンバーの顔を思い浮かべて、Uniposを投稿したり拍手を送ったりしています。こういった振り返りの時間が持てるようになったのはUniposのおかげですね。

中嶋:私も今までより社内のことが見えるようになったと感じています。ここにいる堀山、松下、梶のように、社歴の長い先輩社員がこれまでどんなストーリーを描いて歩んでこられたのか、Uniposを通じてわかるようになりました。若手の社員や新卒の社員も同じことを感じていると思います。そういう意味で、人財マネジメント部の立場としては、採用や教育面でもUniposがあってよかったと感じています。

▲中途入社の社員へ送られた歓迎Unipos

「企業文化は放置するとなくなってしまう」文化醸成の取り組みの1つとしてUniposは期待以上だった

――最後に、あらためてUniposについて思うことをお聞かせください。

松下:中途で入社した社員は、「アース製薬はすごく人と人の関係が深い」と驚くことが多いです。それくらい、アース製薬にはコミュニケーションを大切にする企業文化が根付いているのです。

一方で、企業文化というものは、何もせず放置するとなくなってしまうものです。だからこそ、私たちはこれまでに様々な取り組みを行ってきました。たとえば、以前は「○○課長」「○○係長」と役職で呼んでいたところを、「○○さん」と呼ぶ「さん付け運動」を行って気軽にコミュニケーションを取れるようにしました。また、社内にカフェを作ったり、フリーデスクを導入したり、オンライン会議では顔出しを推奨したりしているのもコミュニケーション活性化が目的です。ユニークな施策ですと、水曜日のお昼に社員をゲストに招いて紹介する社内ラジオを行ったりもしています。

 ▲松下様発案により社内にカフェを設置。社員にとってリアルなコミュニケーションの場。オンライン/オフライン双方の施策も大切です。

こうした施策に加えて、アース製薬の企業文化にマッチしたソリューションであるUniposを導入したことで、社内のコミュニケーションを大いに活性化できました。これから社内コミュニケーションの活性化に取り組もうとされている方にお伝えしたいのは、Uniposを導入すればそれで解決する、というわけではないということです。1つの施策で何とかしようというのではなく、いろいろな改革を進めながらUniposを使うことが重要なんです。ほかの取り組みと併せて活用することで、Uniposは期待以上の効果をもたらしてくれるはずです。

――ありがとうございました。

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